20191103_甘い物

疲れた時には甘いものを食べたい。我慢しない。脳が許す。

今日は仕事中イライラしたけど深呼吸で乗り越えました。仕事そのもの以上に対人関係が面倒でくたびれました・・・。

帰宅前に寄り道して、和スイーツをグリーンティーのセットでいただきました。うまし。甘いものに対しては、癒しのような心理的な効果を求めてしまいます。太るかなぁみたいなことが少しはよぎりますが、わたしの脳は、『和菓子だから糖分はあっても脂肪分は少ない・・・大丈夫(カロリーを低く見積もる)』と認識しました。

実際に、甘いものを食べた後で疲れやイライラが和らぐのを実感できるのはセロトニンというアミノ酸トリプトファンからつくられる脳内の神経伝達物質のおかげなのです。腸の細胞でで産生放出され、セロトニントランスポーターによって脳の視床下部や大脳基底核・延髄の縫線核などに取り込まれます。気分を安定させるのに必要な神経伝達物質で、落ち込んだ心を励ますと同時に、感情の爆発を抑えながら心を穏やかにもしてくれる感情物質で、「しあわせホルモン」ともよばれているそうです。抑うつ剤に使われます。腸にあるアミノ酸トリプトファンを脳に運ぶにはブドウ糖が必要で、甘いものを食べて気分が改善されるのは脳にセロトニンが増加するからですが・・・

ちょっと待てよ。

セロトニンなどの神経伝達物質は、ビタミンM、ビタミンB6 などがなければ合成できないし、そしてこれらビタミン類は腸内細菌がつくっていますから、腸内細菌叢が豊かでないといけませんね。セロトニンになる食材を多く摂取することでイライラが和らぐとか過度に期待するのではなく、幅広くいろんな食材を適量摂取する、とりすぎた糖分は次の食事で引き算する、運動もする、バランス感覚が大切ですね。それなら甘いものもOKですよね。




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