人生迷子の28最男は働かないふたりを読んで羨ましがる
人生楽しそうで羨ましい。でも、それ以上に微笑ましい。なんなのだろうこの感情は。
ニートの兄妹がずっとダラダラ暮らしているという物語だ。父と母と4人で暮らしている。ニートが二人いる家庭だというのにそれがあまりにも当たり前に暮らしているのがまず面白い。
流石に母は働けとたまに怒っているけど。
ひたすらゲームをしたり、映画をみたり公園で兄の友達と遊んだりと普通に暮らしているニートを観測している気分だ。というか観測者的な立ち位置の登場人物もいる。結局接触して一緒に遊んでたりするんだけど。
兄はニートだけど器用でコミュ力もある。妹は本当にどうしようもないけどなんか優しくてあいらしかったりもする。結局兄妹揃ってどうしようもないけど絶妙になんか人間らしさがあって成立しているんじゃないかと錯覚してしまう。
出てくるキャラクターが全員変なやつでいいやつだから凄い安心して読める。邪魔なキャラがいないからストレスなく読める。
昔からニートに憧れている節があるのでいいなあとは思う。将来の夢が海辺で絵を書いている人だったからある意味昔から将来の夢ニートみたいなもんだろう。
いまだに紙とペンがあったらある程度幸せだし、絵を書くのが好きだ。あとギターがあればずっと時間を潰せる。なんとコスパがいいのだろう僕の人生は。
なのでうまくやるとニートになれないかとずっと企んでいるのだけど、なんだかんだでちゃんと働いている。
ニート志望の人や今ニートの人に希望を見出させる漫画だ。というか普通にギャグ漫画として面白い。頭空っぽにしたいときはオススメの漫画だ。
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