世界に一つだけの花
相変わらず父との整骨院も続いてる
母の誕生日で母から父に「花が欲しい」
と言われたと言うので、あと二年でダイヤモンド婚式だけど結婚して初めて買う!と父。
花とは無縁の職人人生だったから、私も整骨院のスタッフにどこなら、そんな花を買えますかね?と聞いたのだった
まだ入ったことのないお店の絶対死ぬまで覚えられない英文字とカタカナのふりがな。
は?は?と聞き直して店の入り口で筆記体の英文字
知らんがな
読めねぇよ。と心の声もバレないように
広い!
すごいねぇ。
見たこと無いのもたくさんあるねぇ。
父には、不似合いな素敵すぎる花屋さん‼️
花屋といっても切り花は、まったく売っていなくてセンスの良いものばかりで
父と目を合わせて、数字が長く並んでいたので
ウヒァーッ ⇔口に出してしまった💦40000円
?4000円じゃない!
母が欲しい花
絶対、切り花では、ないだろうと推測
ガーデニングの資格自慢の凝り性の母に綺麗!と言わせたくて、セット売りの見本は、スルーして変わり種をカゴに入れていく
値段を見ないで
スタッフも加わり、とりあえず器につめてくれた
?
微妙
ひとつひとつは、みたこと無い新種で母が喜びそう!
それなのに寄せ植え風に並べ入れていくと、今ひとつ
いや、いま2つしっくりこない
もとい、
これは、あきらめて、赤色
赤色、赤色、赤色
どの花も小さすぎる小花で
はい!撤去
赤い花も胡椒の実も微妙で
赤くて背の高い葉っぱやら
格好いい系にどんどん変えてった
一つ一つ
バラして庭に植え直すと、微妙かなぁ。と思いつつ
こんなんできた!
妥協しながら、諦めた花たち、ごめんね。
結果、見栄え重視
全体的なね。
世界に一つだけの寄せ植え
器は実家に着くと使わなくなるから1250円のやつ、却下して、植木鉢の下に敷く水切り皿に交換してもらい、マイナス1000円
それでも花だけで三千円
※我が家の玄関の花の寄せ植えは一個100円以下で5個詰めても500円なのに〜ヒェー
父は当初からいくらになるかねぇ、と不安そうだったから私が半分以上出した
あまりにも綺麗な寄せ植えなので、母がどんな顔するのか見たくて家の中までついてったら、認知症疑いの母は、父に猛烈に怒っていた💦
すぐさま間に入って選んだのも決めたのも私よ!爺ちゃんに関係ないからね!と、肩を持った
仕事終わりの今、ラインを見たら、母から。
気持ちが落ち着いたのか、父から色々言われた?
ありがとうの文字
めっちゃ喧嘩腰で帰ってきたのだ
私も頑張ってるよ!整体も連れて行くしね!これからも頑張るからね!ごめんね!と、変な?父に頼んだ菊じゃなかったことを謝りながら別れたのだ
※誕生日に菊!?菊をリクエストしたというのだ。
父の頭の悪さを非難する母。そんなんたのんでへん!
菊!菊を買ってきて言うたやん!
我が家は夫は先週から家にいるし、昼は過ぎるし、私も怒りながら昼ごはんを一人で食べた。
ケーキ屋さんにもよるつもりが、まさかの目の前にプチ仕事の旦那の車が私の鹿児島市内の家まであと30分の手前でガチンコしたのだ
父とぶっ飛ばしていく旦那のハイエースの後ろ姿を見ながら、
爺ちゃんごめん。
ケーキ屋に寄れなくなったわ。家に追っかけて帰って昼ごはん出さないとだ。と
謝った
母にケーキ買えなかったと謝ったら途端また父に激怒する母
要らんで!そんなんたのんでへん💢
サプライズしたかったのに。そんなケンケン怒らなくても良いのに💦
これって、自己愛パーソナリティーの人の老後あるある、ただそれだけなのかなぁ?
昔から誕生日プレゼントを渡すとキレる母だ
要らんで!そんなん。
ありがとう
その一言が言えなくて。
私は母に渡すその瞬間よりも素敵すぎる父に不似合いな高級花屋に、いかにも花のことを知ってる素敵な母がいる娘?を演じて、若いスタッフに円満家族ごっこして店内の花たちを値段も見ないで買っていくシーンが
ひたすら、楽しかったの。
かけがえのない日々
後悔のないように胸に刻んで生きていこう!
仕事中も思い出して嬉しくなくて。そんなつもりで私は整体や花屋に連れてって買ったのでない💢‼️と、心の中のもう一人の私と会話が止まらなかった
仕事帰りの車内でスマホをのぞくも、母からのありがとう😊の文字と、宿根草、頑張って育ててみるね。の文字
少し許した
渡した時には、来年もずっと咲くんだって!にもキレた母
もうしんどいから死ぬから
花は、育てられないと、悶々と文句を言っていた
きっと身体がきつかったんだろうか?
それともいつもそうなんだけど父と二人で出掛けて自分を置いていったことを妬んだり恨んだりしたの?
自己愛パーソナリティー
果てしなく理解できない娘
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