NHK #クローズアップ現代 超高層ビル建設ラッシュ・東京大改造に迫る
1月22日のクローズアップ現代は東京のビル建設ラッシュの話でした。今思うと、今年(2023年)は関東大震災から100年。つまり100年に1度の計画的な大改革が行われております。特に渋谷はNHKのおひざ元だけあり、取材が細かくされておりました。
渋谷は2000年代にIT企業がたくさんきまして、その中にはGoogleもありました。渋谷ビットバレーの誕生です✨
しかし、東北地震あたりからこの状況が変わります。
ITバブルがはじけて景気が冷え込んだり、リーマンショックがあったなどの複合的な要因が重なって、企業はもっとコストが安い場所へ移動していきます。私自身も東京から横浜に拠点を移しました。
そして、あれから数十年。時代はコロナ禍。
まさかこの時期に不動産価格が1989年の絶頂期を超えて、さらにビルが増えまくっている状況になるとは思いませんでした。しかも、これは東京だけでなく、他の都市部にも波及しておりまして、横浜も「みなみみらい21地区」などの大開発が進んでおります。終了時期は未定ですが、横浜みなとみらいには空き地がまだ複数あり、ビル管理会社や、降るから住んでいる地元の人の話を聞き、それらを加味すると2025年~2030年あたりまで開発工事は続くのかなと感じています🤔(あくまで、かなった個人の予測です)
ちなみに、2022年12月のみなとみらいは、こんな感じでございます
渋谷はもっと加熱しています。
実は前々から思っていたのですが、渋谷は駅前でもかなり古い建物がありました。空き室だからだったり、ボロボロだったり。そのあたりに気づいて、東急が中心になって開発を進めております。
おかげで、高層ビルがすごい事になってきていますね。
Googleも渋谷に戻ってきましたし、他のIT企業も戻ってきました。番組でもやっていましたが、これが2030年までビルを作り続けるらしいとのこと。横浜と一緒ですね。
ただ、オフィスビルが増えれば当然、供給過多になりますし、今はリモートワークも流行っていますので、ビルだけ増えて空き部屋、特に古いビルはその影響をもろにくらうのではないかと紹介されていました😅
クロ現では触れていないが確実に建築バブル
以前、山ピー(山下智久さん)や、朝ドラ『舞い上がれ!』福原遥さんが出演していたNHKドラマ『正直不動産』の監修をされている長嶋修さんも、今は都市部集中型のバブルと予測されていました。
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東京に今建てている新しいビルには耐震性、最新のインフラ、大きな電源も確保など、1989年のバブル期は上物で環境には配慮に欠けていた建物が多かったですが、今のビルには、外資系の方も注目するような作り方をしているので、魅力的だそうです。
未来への大改造を進めています✨
地価が上がりますので、当然景気にも影響し上向けばいいのですが実感できないですよね💦それには理由があり、今回のバブルは、都市部・地方都市・駅前のタワマンなど限定的です。一般の土地価格は、今もダラダラと下がっていますので、かなり2極化が進んでいます。私も実家は田舎にありますが、価値は全然上がりません😂
番組でも専門家や、地元住民が懸念を示していましたが、ビルを作りすぎで、空き部屋は増えてしまっているそうです。そりゃそうですよね😳
そして、空き家が増えれば地価が全体的に下がってきますので、その時に今回のバブルが終わって、はたしてどうなるのでしょうね。
どっちに振れるかは神のみぞ知る
そんなところでしょうか💦
また、番組を見ておりまして、今建設中のビルはだいぶ環境に配慮しているのがわかりました。例えば、東京に高層ビルが多いと埼玉に風がこなくなるので埼玉が温暖化してしまうということ。そこで、風の通り道に配慮した街設計にしたり、ビル自体も快適なオフィス環境だったりと魅力的ではあります。歳を取ったら大学病院などがあると安心しますし、都市部もいいのかなと感じます。
じゃあ地方はダメかというとそうではなく、特殊な特許が増えている事もそうですが、技術革新が大きく進みますので、トヨタがやっているウーブンシティが他でも出来上がる事が想像できます。地方には空いてる土地、特産があるので、うまく組み合わせると可能性が広がります。
間違いなく言えるのは、都市部の大開発にたいして、国も一緒になって、やっと形になってきた時期です。このまま面白い日本になってほしいと願うばかりです🌞
歴史は繰り返さないが韻を踏む
そんな感じで、動き出した大都市がどうなるかを、見守っていきたいと思います。巨大建設がふえて新しい街が誕生するのは夢があります。なかなか面白い番組でした✨
※取材ノートも面白かったです。海外の方も見れます✨