NHK『クローズアップ現代+』あなたのニュースで社会が変わる ~信頼のジャーナリズム~
2020年2月25日(火) クローズアップ現代プラスは、既存のメディアの在り方についての放送でした。
地元になじみのある地域新聞!
発行部数と広告収入の減少により、廃刊・休刊が相次いでいるとの事。
今後、メディアとして進み方に問題定義がされていました。
最初に、アメリカの地域メディアが出ました。
私は知らなかったのですが、ネット全盛の時代において、
地域の話は、地域新聞が担っているのですね。
日本以上に広告収入に偏っているため、
地域新聞の減少傾向が高く、かなり苦戦しているとの事です。
新聞減少で深刻なのが「投票率の現象」。ネットでは地元の情報を流さないので、意識が低くなっているとのことです。まずい状況ですね🤔
番組では、この事を『ニュースの砂漠🌵』と表現していました。
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では、ニュースの砂漠にならないために、
「日本の地域新聞は、どうしているか?」と言う話になります。
九州の西日本新聞です。こちらの新聞社は、がんばっておりまして、先日ですとYahooトピックス(ヤフとぴ)に、教育記事が載っておりました。
※私もnote記事にいたしました
他にも、県民の声を拾って記事にしております。
その原動力になっていたのが『あな特』という投稿型サービスです。
CMを拝見しますと、かなり地域密着型のやり方と感じました。
新聞社の記者は、やはり発信者としての腕は超一流です✨
この力を、地元に生かしたやり方で貢献し、部数をのばしています。
たしかに、このような新聞があれば読みたくなりますね。素晴らしかったのが、この取り組みを、他の地域新聞やメディアの方と連携し、情報共有して、それぞれの新聞づくりに生かしていた事です。
西日本新聞は、九州全般の話が多いですが、そこで起きている問題は、他の地域の問題にも繋がっており、ニュースとして取り上げると、他のでも反響が出ます。こうして、相互の地域情報で繋がっていく感じです。
新聞社同時のSNSみたいな感じで、つながるという事が重要ですね🤔
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最後に、NHKの取り組みが出ておりました。
NHKは、ラジオから始まった歴史のある古参のメディアです。
当然、何かやっている期待がありまして、番組を注視しておりました。
北海道の帯広放送局の取り組みです。
広大な北海道。ここを、4人記者さんが地域取材をおこなっていました。
4人で全域をカバーするのは、これは大変ですね😳
そのような中、始められた取り組みが「ナットク!とかちCH」。
Twitter等で「#ナットクとかち」をつけて、一般の方が発信。
すると、NHKの記者が取材。反響が届けば、また取材。
さらに、記者が直接聞くワークショップも開催。
情報のキャッチボールを行う新しい取り組みです。
私が思うに、今までのメディアは、
情報の『一方通行』だったと思います🤔
発信しっぱなしでおしまい。
NHKなどのメディアは専門家と繋がっており、1回だけ発信するのはもったいないですよね。そこで、視聴者の声をダイレクトでひろい、取材を続けていく取り組みです。
いうならば、みなさんのモヤモヤを、NHKが情報の架け橋となって、視聴者と問題を定義し、共有する取り組みです。
他にも、これは番組では取り上げていませんでしたが、
クロ現プラス自体も、視聴者の声を聞いて番組作りを行っています。
それが、「みんなでプラス」です。
過去の放送や、これから放送する予定のコメントを、一般視聴者から求めています。場合によっては、専門家の意見もある前向きな活動ですね!
番組を見て思ったのは、
これからのメディアの在り方は、視聴者やユーザーの声を聞き、かゆい所に手が届く、報道なのかと感じました。
地域密着であれ、情報の共有であれ、皆さんがが本当に知りたい情報を、正しく、誠実に流す事が求められている気がいたします。
地域新聞も、古参のNHKも、引き続き、前向きに楽しく報道をしていただきたいですね😃
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ヘッダー画像は、漫画家 久保マシン先生 より特別に許可を頂き掲載させて頂いております。誠にありがとうございます。
先生はとても楽しい漫画をnoteで展開されております!
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