#二宮和也 さんの一人二役もすごい #ブラックペアン シーズン2
ブラックペアンというドラマが面白い。特に、二宮和也さんの演技が良いと評判を聞いて、Amazonプライムで『ブラックペアン1』で見たら、本当に面白かったです!!
二宮和也さんの演じる「渡海征司郎/とかい せいしろう」医師は、天才的な人間離れした外科技術の持ち主でありながら、タイプも、なぜか人間離れしています。しかし、恐怖は感じず、むしろ「絶対に人を助ける」という熱い執念を感じ、かなり共感してしまいました✨
医療ドラマはたくさんありますが、厳しい側面はあっても、大体優しい側面を持ち合わせており、ここまで無茶苦茶やる人は少なかったと思います。原作の「海堂尊」さんの作品の良さもあると思いますが、渡海先生は、昭和にも平成にもいなかった、新しいタイプの外科医像ですね。実際にこのような、お医者様はいないと思いますが、ドラマで見ると、ものすごくリアリティを感じます。
上記のように、名医の役は、これまで大勢の方が演じられてきたと思いますが、二宮和也さんは、よくここまで個性的な演技を醸し出しているなと思います。医師はマスクしているため、恐らく「目」の演技に強いこだわりを感じます。すさまじい目力です🤔
言葉数は少ないのもいいですね。セリフがすくないのは難しいです。その分、演技で伝えねばなりません。これは、役者としても力量が問われます。
別のドラマの話ですが、私は、祖父が太平洋戦争で亡くなっている事もあり、クリントイーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」が結構好きでして何度か見ました。この時に、栗林中将(渡辺謙)の軍隊に所属していた「西郷昇」役で二宮和也さんが出演していました。
硫黄島は「地獄の戦場だ」という史実は、だれもが知っている事で、まして戦場でどのような立ち振る舞いをするとか、現場に居合わせた兵士にしか、分からないと思います。
しかし、二宮さんは、何度か玉成しそうになりかけましたが、ギリギリの戦場の中で活動し、最後は捕虜になるまで、がむしゃらに生き続ける姿は感動しました。人間として持つべき本来の姿が、ありありと感じまして、もし祖父が生還していてたら、ぜひ一緒に見せてあげたかった作品でした。難しい役どころなのに、すごい良かったです。
それもあって、好きな役者さんの一人である二宮さんが、本気で医者役をやったらどうなるのかと思ってみていました。やはり、めっちめちゃめ面白いです。
シーズン1が、自分の中でとても面白かったので、シーズン2も期待できると思い、初回放送を見たらビックリ!
ブラックペアンシーズン2では、そっくりだけど、別人の天才外科医「天城雪彦」医師として登場しました。同一人物かと思いましたが、違うようで、最初は混乱しました😂
しかも、性格が渡海先生のような狂気じみたものではなく、お金で動く事もある、だいぶ派手で、やりての外科医を演じております。この二役を使い分けているのが、ものすごいです!これ、二宮さんだから出来るのでしょうか。
特に内野聖陽さん演じる「佐伯清剛」医師とのからみは面白いです!
お互いに天才医師のプライドをかけた感じがすごくて、見ていて臨場感が伝わってきます。内野聖陽さんもシーズン1からずっと登場して、やはり迫力がすごいですね。外科医としてだけでなく、政治力も必要な大病院の中で、どうすればいいのか、自身の野望なのか、それとも別の理由があるのか、とても気になります!
かなり熱い人間ドラマを、役者の演技力で盛り上げていっているすごいドラマで毎週欠かさず見るようになってしまいました。
ただ、二宮さん演技は、人間臭さの中に、どことなく温かみがありますよね。これがよいのだと思います。さすがに、この演技は、AIでは無理ですね。
原作の小説「ブラックペアン1988」は、まだ読んでいませんので、この後のドラマの動きが気になります。
2人の天才外科医のデビル…。これ、どうなるのでしょうね。
なんで、莫大な費用を要求するのか...。なんで心臓なのか...。
久しぶりに医療ドラマで、ハマりました。無茶苦茶面白いです!
謎を呼んでいる「ブラックペアン」の行方も非常に気になるところで、引き続き楽しみにしていきます!😆