箱根のドラマ
今日みなさんは箱根駅伝をご覧になったでしょうか?僕は毎年みていますが毎年ドラマがあり、結果がわからない筋書きのない戦いはとても見ていて魅力を感じます。僕は今日一人とても注目して見ていた選手がいました。それは中央大4年の田母神一喜選手です この選手は世界大会などのでてる日本トップの中距離ランナーです 今回駅伝主将として臨んだ箱根駅伝ですが、彼は箱根駅伝を走ることはなかったのです。彼は関東インカレまでの5月までは800Mなどの中距離をやっていました。そこからさまざまな人が反対した箱根挑戦をすることになりました 東京五輪を狙っていた彼が箱根駅伝に挑戦すると言った時は反対するものも少なくなかったようです。中央大の主将舟津選手とは喧嘩もしたそうです しかし田母神選手は「今できることをやりたい 挑戦したい」と中距離の道を中断してまで箱根を挑戦することになりました はじめの頃はスタミナがなく練習についていくのに精一杯でした しかし段々練習をすることで長距離の感覚が身について10キロ、ハーフマラソンまで走れるようになり16人のエントリーメンバーに選ばれたのです 田母神選手は「絶対走ります」と闘志を燃やしながら箱根本戦まで待っていました、しかし往路 復路とも田母神選手の名前は書いていませんでした。あとから本人のTwitterで悔いはありませんと田母神選手は本番前のポイント練習も外すことはなかったのです なのに出られないのだから悔いはないと書いていました。しかし本人は箱根の給水係として走りました。できるだけ少しでもサポートをしたいと。彼がこの数ヶ月間チームのために自分のことを犠牲にしてまで変えたいと思い行動したことは間違ってなかったとぼくはおもいます。チームはシード権獲得となりませんでしたが田母神選手が残してくれたものは後輩達にも伝わってるでしょう 本人も箱根を走れなかった悔しさはあると思います しかしこの悔しさは来年再来年と実業団にいき彼は晴らしてくれるでしょう 田母神選手が中距離選手として活躍する姿を楽しみにしていきたいと思います。
2020.1.3 たくま