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【アートマンスレポ】027 CHIEの絵画と、情(さね)&下村裕子&KAZUが奏でる音楽の異空間



アートマンス初日の9/21(土)。
自分のプログラムの準備をしにSpace Beppuへ向かった後、やよい天狗商店街の北浜租界へ。


1Fのリトルウクライナで早め&軽めのランチを取り、「CHIEの絵画と、情(さね)&下村裕子&KAZUが奏でる音楽の異空間」を見に2階へ向かう。


このプログラムの主催者・CHIEさんは専業の画家ではなく、趣味で油絵を描いている人だ。
CHIEさんが油絵を始めたきっかけがすごく興味深いのだけれど、それはここでは省略する。会場に行ってからのお楽しみだ。


階段を上がると、青い壁に映える印象的な龍の絵。


テイストの違う絵もいくつかあり、じっくり楽しめる。


絵の展示は3階にも。
私はこの空の向こうが透けて見えるような藤の絵が好きだ。太陽の眩しさや暖かさが伝わってくるようだ。
私は和服を見るのが好きなので、その下の「藤娘」にも惹かれる。


絵だけでなく、CHIEさん手書きのキャプションボードも面白い。読んでいてクスッとくるものや切ないもの、考えさせられるものもある。

実はCHIEさんは私の高校時代の友人・ピアニストの情(さね)ちゃんのお母さんなんだけれど、昔CHIEさんが執筆した本を買った記憶もある。
絵画に文筆に…多才で素敵なお母さんだ。


そうこうしてるうちに、さねちゃんのライブが始まった。



さねちゃんは着物を着て能面を被って演奏する独特のスタイルだ。だけど今日は9月にしては異常に蒸し暑かったため、お面を半分だけ被って弾いていた。


アニメや映画の曲をたくさん演奏してくれたけれど、個人的に特に良かったのはさねちゃん作曲の「水鏡の龍」と「遊里五月雨」だ。(口頭で曲名を聞いたので間違ってたらごめんなさい。)


彼女は口下手であまり自分の思いを口にすることはないのだけれど、この曲を聴くと彼女の思いが滝のように体内に流れ込んでくる感覚になる。


彼女は昔から「天然だね」とか「ふわっとしてる」とか言われていたのだけれど、この曲を聴くと決してそうではないことがわかる。
彼女は私たちでは到底理解できないような、とてつもなく深い世界で生きているのではないか。


残念ながら下村さんとKAZUさんの演奏は時間が合わず聴けなかった。
明日もし間に合えばぜひ聴いてみたい。


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027 CHIEの絵画と、情(さね)&下村裕子&KAZUが奏でる音楽の異空間
日時:9/21(土)〜9/23(月祝) 11:00〜18:00
場所:北浜租界(別府市北浜1-4-6 中村ビル2階)
参加料:投げ銭制
予約:不要
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