髙橋 佳那子

大分県別府市で温泉に浸かっています♨️ 歌をうたったり、手紙を書いたり、ポストカードを作ったりしてます。 歌のこと、ポストクロッシングのこと、日々思った事など書き綴っていきます。

髙橋 佳那子

大分県別府市で温泉に浸かっています♨️ 歌をうたったり、手紙を書いたり、ポストカードを作ったりしてます。 歌のこと、ポストクロッシングのこと、日々思った事など書き綴っていきます。

マガジン

  • ベップ・アート・マンス2024レポ

    別府市で毎年開催されるアートイベント「ベップ・アート・マンス」。ここでは趣味でアートを楽しんでいる人もプロも関係なく自身の作品やパフォーマンスを発表することができます。このマガジンでは「ベップ・アート・マンス2024」の中で私が訪れたプログラムの感想を紹介していきます。 ----------------------------- ベップ・アート・マンス2024 9/21(土)〜11/10(日) 別府市内各所(オンライン開催もあり) -----------------------------

  • ポストカードが教えてくれた大切なこと

    ポストクロッシングについてのエッセイです。 海外の人とポストカードをやり取りしながら感じたこと、学んだことを書き綴っていきます。

  • 音楽のこと

    音楽と生きる上で感じたことの記録。

  • ポスクロの記録

    「postcrossing」でやり取りしたポストカードの記録です。

最近の記事

【アートマンスレポ】034 TORIMUのゆらぎ

午前10時20分過ぎ。 私は予定より20分遅れて別府北浜にいた。 本当は10時には今日の目的地に着いているはずだったのに… 最近はバスが遅れることが多く、時間が読めない。 急ぎ足で目指したのはギャラリー嶋屋。 西大分にある就労継続支援事業所「あとりえ湯輪夢(とりむ)」さんの方々が作った作品を見に行くためだ。 ギャラリーに入った瞬間、色とりどりのコーヒーバッグたちが私を迎えてくれた。 「あとりえ湯輪夢」では革小物や絵画など、さまざなジャンルの先生の元で利用者さんが作品制作

    • 【アートマンスレポ】030 別府藝市+本

      北高架商店街は私の大好きな場所の一つだ。 一見アンダーグラウンドな雰囲気なのに、 一歩足を踏み入れるとそこにいるみんなが歓迎してくれる。 私は何人かの友人をここに案内したことがあるが、 百発百中「こんな素敵なところがあるなんて知らなかった!!」と喜んでくれる。 そんな素敵な商店街で、これまた素敵なバザーのようなイベントがあるらしいので行ってみた。 別府市内の作家やアーティストの作品が、 床の上に並べられている。 手書きのネームボードもヤミ市感満載で最高だ。 今年は「本

      • 【アートマンスレポ】117 Art Fair Beppu 2024

        9/22(日)。 この日は午前中にアートフェアへ行こうと思っていたのだけれど、起きた瞬間から酷い偏頭痛に見舞われた。 薬を1錠飲んだが効かず、さらにもう1錠飲んでやっと動けるようになったのは12時過ぎだった。 会場に着いたのは14時過ぎ。 1階→2階の順で回ろうと思っていたのだけれど、 歩いてきてとにかく汗が止まらなかったので、 まずは比較的クーラーが効いている2階から見て回ることにした。 銅版画作家の鳥彦さんの作品。 製作の際に使う銅板を実際に持たせて頂いたり、 色の重

        • 【アートマンスレポ】027 CHIEの絵画と、情(さね)&下村裕子&KAZUが奏でる音楽の異空間

          アートマンス初日の9/21(土)。 自分のプログラムの準備をしにSpace Beppuへ向かった後、やよい天狗商店街の北浜租界へ。 1Fのリトルウクライナで早め&軽めのランチを取り、「CHIEの絵画と、情(さね)&下村裕子&KAZUが奏でる音楽の異空間」を見に2階へ向かう。 このプログラムの主催者・CHIEさんは専業の画家ではなく、趣味で油絵を描いている人だ。 CHIEさんが油絵を始めたきっかけがすごく興味深いのだけれど、それはここでは省略する。会場に行ってからのお楽しみ

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        • ベップ・アート・マンス2024レポ
          4本
        • ポストカードが教えてくれた大切なこと
          8本
        • 音楽のこと
          4本
        • ポスクロの記録
          5本

        記事

          香水

          瑛人の「香水」という歌が流行ったのは、何年前のことだっただろうか。 確かこの歌は、3年ぶりに会った元カノの「ドルチェ&ガッバーナ」の香水の香りで楽しかった日々を思い出すという歌だった。 キャッチーなメロディーにのせられた「ドルチェ&ガッバーナのその香水のせいだよ」という歌詞を聴かない日はなかった。 そういえば少し前、妹が新しいコロンを買った時に 「香水売り場に行くとさ、『あ、これあの人の匂いだ!』ってなることたまにあるよね!」という話をした気がする。 香りというものは実

          逆輸入!?

          ポストクロッシングをしていると、 今まで気づかなかった日本の良さに気づかされることがある。 昨年の12月、私はポストカードの展示を行った。 海外から届いたカードを手に取る楽しさを他の人にも知ってもらいたくて行ったイベントだ。 このイベントの際にポストクロッシングの掲示板を通じて、海外のポストクロッサーさんにポストカードの送付を依頼したのだけれど、アメリカから何とも不思議なカードが届いた。 それは日本の「浮世絵」のカードだった。 私はアメリカから浮世絵のカードが届いたこ

          人生は飽和水溶液

          明日からお盆休みだ。 私は毎年この時期になると、とある出来事を思い出す。 2020年8月13日、伯父が突然この世を去った。 その日、私は実家に帰省していた。 福岡での仕事が上手くいかなくて心を病んで、 退職を申し出るも人手不足のため強く引き留められ、すっかり疲れ切っていた。 コロナ禍の中県外の実家に帰省するのは抵抗があったが、職場のある福岡からとにかく離れたくて帰省することにした。 時刻は多分19時すぎだったと思う。 父とリビングでテレビを見ながら夕飯を食べている時、

          人生は飽和水溶液

          32歳になっても私が結婚しない理由

          おととい、母方の祖母から電話があった。 げげっ…と思って一度は無視したけれど、 無視したところでまたかかってくるか、 私の知らないところで「うちの孫は電話にも出ない!」と嫌味を言われるだけだ。 死ぬほど嫌だったけれど、無視した方がもっと面倒なので仕方なく折り返す。 祖母「あんたまだ寝ちょったんかえ?」 私「いいや、病院に行っちょったんよ」 祖母「え?どっか悪りいんかえ?」 私「ちょっと頭痛があるけんな。かくかくしかじか…」 私はこの祖母からの電話が苦手だ。 祖母「で

          32歳になっても私が結婚しない理由

          日常と非日常

          今日は他人のイライラをまともにくらってしまった。しかも3回も。 そういう時「ちゃんとした大人」なら上手く気持ちを切り替えられるんだろうけれど、私は32歳のフリをした子どもだ。その証拠にしっかりと落ち込んでしまっている。 今日は仕事の後、用事があって北浜に来ていた。 帰路につこうとしてバス停に向かうと、次のバスは15分後だった。 いつもならスマホを見ながら時間を潰すのだけれど、今日は無性に街を歩きたかった。 私はスマホをバックにしまって蒸し暑い駅前通りを歩いた。 別府は

          【愛媛・道後温泉】ヒストリカル温泉道修行の旅(中編)

          ヒストリカル温泉道初段を目指して松山にやってきた。 道中、八幡浜でネイティブ達の伊予弁会話を盗み聞きしたり、愛媛県民のみかん愛にカルチャーショックを受けたりした。 そして無事にご当地フォルムカードをGETした私は いよいよ日本最古の温泉・道後温泉へ向かうことに。 ↓前編はこちら 松山のソウルフード「鍋焼きうどん」 松山のソウルフード「鍋焼きうどん」。 鍋焼きうどんはこの旅において道後温泉、ご当地フォルムカードの次に大事な目的だった。 松山を代表する鍋焼きうどんのお店

          【愛媛・道後温泉】ヒストリカル温泉道修行の旅(中編)

          【愛媛・道後温泉】ヒストリカル温泉道修行の旅(前編)

          温泉道入門から早3ヶ月。 体調不良や体調不良が重なり、 なかなか温泉に行けない日が続き、 それでも何とか温泉道7湯目を達成。 (余談だけれど私は湯あたりしやすい体質らしく、 温泉に入った後は倦怠感や下痢に襲われるので、1日に1湯が限界なのです。) 温泉道のガイドブックを購入した時から検討していた「ヒストリカル温泉道」初段認定に向けての下地が整った。 「ヒストリカル温泉道」とは、通常の八十八湯温泉道に道後温泉の3施設が加入した期間限定の温泉道。 「道後温泉本館」「飛鳥乃湯」「

          【愛媛・道後温泉】ヒストリカル温泉道修行の旅(前編)

          見えないインク

          その封筒を開けた時、私は困惑した。 カラフルな可愛らしい便箋。 だけど、それには何も書かれていない。 1ヶ月前、私はとあるイベントのために 10人のポストクロッサーたちに手紙を送って欲しいと依頼した。 残念ながらイベントまでに届いた手紙は3通だけだったけれど、手紙が届かなかった人たち1人ひとりに連絡して、もし手紙が届いたら秋のイベントで使わせてほしいとお願いした。 今回届いたインドからの手紙もそのうちの1つだ。 インドからの郵便はいつも時間がかかるのだけど、 今回はそれ

          見えないインク

          善と悪の線引き

          ポストクロッシングのpostal monitorによると、 日本から郵便を送れない国が現在42ヶ国ある。 そのうちの1つがロシアだ。 理由は言わなくてもわかると思う。 けれど不思議なことに、 日本からは送れないのにロシアからは時々 ポストカードが届く。 くるみ割り人形のヴィンテージカード、 マトリョーシカのカード バレリーナのイラストが描かれたカード… ロシアから届くカードは魅力的だし、切手のデザインも心をくすぐるようなものばかりだ。 でも正直に言うと、 ロシアからカード

          善と悪の線引き

          ポストカード作りました

          こんにちは。髙橋佳那子です。 ちょっと前にこんな記事を書きましたが、 なんと… 本当に作っちゃいました。。。 イギリスの有名なスローガン 「Keep Calm and Carry On」を別府風にもじったポストカードを2種類作ってみました。 1つは別府名物とり天にちなんだ 「KEEP CALM AND EAT TORITEN」 もう1つは別府といえば温泉!ということで 「KEEP CALM AND ENJOY ONSEN」にしました。 KEEP CALM AND E

          ポストカード作りました

          屋根上のアンプラグドライブ〜5人のアーティストによる秘密の夕べ〜

          こんにちは。髙橋佳那子です。 ミュージシャンのかわべあきまささんと共同で主催した「屋根上のアンプラグドライブ〜5人のアーティストによる秘密の夕べ〜」無事に終演致しました! かわべさんと共同開催というだけでも畏れ多いのですが、私のようなペーペーがライブをバリバリこなしているプロのミュージシャンの方と共演するなんて全く想像がつかないライブでしたが… 当日は多くの方がお越し下さり、ドリンク片手にリラックスした雰囲気で楽しんで下さいました。 以下、本番について書いて行きたいと思

          屋根上のアンプラグドライブ〜5人のアーティストによる秘密の夕べ〜

          笑ってほしい

          ポストクロッシングはただのカード交換ではなく、 心の交換である。 私は嫌なことがあって落ち込んで帰宅した時、 ポストカードが届いていたら少しだけ明るい気持ちになれる。 身近に嫌なことを言ってくる人がいると自分は大事にされていないのではないかと錯覚してしまうが、こうやって自分のために時間を割いてカードを送ってくれる人がいるのだと思うと少し癒されるのだ。 私がポストカードから癒しを頂いている分、 私も見知らぬ海外の人にとっての癒しでありたいと思っている。 だから私は人の気持