【アートマンスレポ】117 Art Fair Beppu 2024
9/22(日)。
この日は午前中にアートフェアへ行こうと思っていたのだけれど、起きた瞬間から酷い偏頭痛に見舞われた。
薬を1錠飲んだが効かず、さらにもう1錠飲んでやっと動けるようになったのは12時過ぎだった。
会場に着いたのは14時過ぎ。
1階→2階の順で回ろうと思っていたのだけれど、
歩いてきてとにかく汗が止まらなかったので、
まずは比較的クーラーが効いている2階から見て回ることにした。
銅版画作家の鳥彦さんの作品。
製作の際に使う銅板を実際に持たせて頂いたり、
色の重ね方について教えて頂いたり、
いろんなお話しをすることができた。
鳥彦さんの作品と額が調和していてとても美しかったので、額もご自身で作られているのかと思ったけれどそれは違うらしい。
(額作家さんがいて、お気に入りの額を鳥彦さん自身が購入しているとか。)
写真は銅版画のタロットカード。
こんな素敵なタロットカードで占われてみたい。
あまりにも作品が素敵だったので、
「あの、ポストカードとかは置いてないでしょうか…?」と聞いてみる。
残念ながら販売用のポストカードはないそう。
だけどその代わりに今までの展示会のDMや、展示会場のポストカードなどをどっさり頂いた。
本当にありがたい…。
海外の方はアート好きがかなり多いので、きっと喜んでもらえるに違いない。
次にお話しできたのは、「和室」をテーマに作品制作を行っている浅野ひかりさん。
畳でできたお皿やホットケーキなどが気になって眺めていると、声を掛けて下さった。
(とっても素敵な作品だったのだけど、写真を撮らせてもらうのを忘れてしまった…)
天然の畳を使っているので、日の当たるところとそうでない所、例えばお皿の裏側と表面ではかなり色が違っていた。
パンフレットを見せて頂くと、和室の中に和室があったり、畳で覆われたテーブルがあったりととても面白い作品ばかりだった。
次にお話しできたのは、漆を使って絵を描いている画家の沖田愛有美さん。
実は通りすがりに沖田さんの作品を見た時、この作品が何を使って描かれているのかすごく気になっていた。
油絵のように見えたけど、表面がつるつると光っていたからだ。
次にブースを訪れた時にお話しができたので聞いてみると、なんと漆で描かれているとのこと。
しかも漆なので時間と共に作品の色がだんだん変わってくるのだとか。
私はこういう時の流れを感じさせてくれる作品が大好きだ。
帰りにまたまた「ポストカードとかって…」と聞くと、沖田さんもポストカードは販売されていないそうなのだが、「代わりにこれを…」と言って裏面に作品が印刷された美しい名刺を下さった。
帰りにSELECT BEPPUのブースで、
ポストカードと温泉染めの靴下を買った。
アートフェアは明日9/24まで開催している。
普段交流できないアーティストの方といろいろお話しできるとてもいい機会だと思う。
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117 Art Fair Beppu 2024
9/21(土)〜9/24(火)
11:00〜18:00
場所:別府国際観光港旧さんふらわあ乗り場、清島アパート、BEPPU STUDIO 01
料金:前売1500円、当日2000円
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