【言語を司る脳の秘密に迫る――失語症と脳科学の発見】
こんばんは。オンライン家庭教師のかなっぺです✈️✨
前回の記事では、『言語の脳科学』の概要と、序盤で語られる言語と脳の関係についてご紹介しました。
「モジュール仮説」や人間の言語能力の特異性に触れ、言語の仕組みを知る面白さをお伝えできていたら嬉しいです。
今回は、さらに踏み込んで、言語を司る脳の働きに注目していきます。
普段、私たちが何気なく使っている「言葉」を支えている脳の特定部位。
その場所がどのように役割を果たしているのか、そして損傷を受けたときにどのような影響が現れるのか。
特に、失語症の研究を通じて見えてくる脳と言語の密接なつながりについてお話しします。
私たちが当たり前に使っている言語の裏側には、驚きの脳科学が隠されています。
皆さんは、言語を話すために必要な「脳の部位」をご存知ですか?
『言語の脳科学』の中盤では、言語処理に関与する脳の特定部位とその機能について深掘りされています。
特に興味深いのは、「左脳と右脳」の役割の違いです。
例えば、言語野として知られるブローカ野やウェルニッケ野が、言語処理においてどのように機能するのか。
また、これらの部位が損傷した場合に起こる「失語症」の研究が、言語の仕組みの解明にどれだけ貢献しているかが紹介されています。
さらに、本書では手話の研究にも触れられており、「音のない言葉」が脳でどのように処理されるのかについても詳しく述べられています。
この章を読むことで、言語が音声に限らないことを改めて認識し、言語の本質に迫ることができます。
次回の記事では、子どもがどのように言語を獲得していくのか、そのメカニズムに焦点を当ててお届けします。
本日はこの辺で。
素敵な時間をお過ごしください(ᵔᴥᵔ)♡
いいなと思ったら応援しよう!
サポートありがとうございます♡
このnoteが少しでも皆様のお役に立てれば幸いです(ᵔᴥᵔ)♡