Jumpy

機械メーカーにて海外向けの製品企画、マーケティングをしています。

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最近の記事

「読み手の立場になって文章を書く」とは?

「読み手の視点に立って、もう一度自分の文章を読み返しなさい」 提案書や企画書、報告書の文面について上司から修正指示を受ける際、しばしばこのようなアドバイスを受けています。 「読み手の視点に立って」文章を読みなおす際、具体的には何をすべきなのか。どのような意味があるのかを整理してみました。 ① 前提条件や予備知識の理解度を読み手に合わせる 自分が議論の前提として考えていることも、読み手にとっての前提ではないないことがよくある。簡単な例として、担当者が営業部長に提出する以

    • 2019年のアメリカ自動車販売は微減

      アメリカ市場でコンシューマー向け機械の販売企画、受発注を担当しています。自動車(乗用車とピックアップトラックの合計)の市場は、私の担当製品と需要動向が重なる面があると考え、販売動向をフォローしています。 こちらの自動車産業ポータルMarklinesから統計を見させていただきました(https://www.marklines.com/ja/statistics/flash_sales/salesfig_usa_2019)。 2019年の総販売台数は1.3%減の1704万台

      • イノベーションのジレンマについて徒然

        クレイトン・クリステンセンの名著「イノベーションのジレンマ」を読みました。 そもそもイノベーションってなに?から、自分の仕事においてイノベーションのジレンマがどのように当てはまってしまっているか等、個人的な見解を書き連ねてみました。 1. 「イノベーション」とはそもそも何か? 本書を読んで改めて自分なりの定義を定めてみた。イノベーションとは、「市場にとって新たな価値を創造すること」である。単に新技術を生み出す「技術革新」がイノベーションではなく、既存顧客や新たな顧客にとっ