見出し画像

カナシバリ・ドロップ

その楽曲がどんなギターのチューニングで演奏されてるかなんて、興味のない方にはまったくもって意味のない事だと思うんですが(そういう言い方をするとなんでもそうですけど)、カナシバリの楽曲を演奏するにあたり、ギターは「ドロップD」というチューニングを採用しています。

ギターの弦と言うのは「E-G-B-D-A-E(1弦→6弦)」とチューニングするのが基本なんですが(レギュラーチューニング)、その6弦のみ「E」から「D」へ1音下げるチューニングを「ドロップDチューニング」と呼びます。

メリットとしては主に「レギュラーチューニングよりも音がヘヴィになる」「5-6弦のパワーコードが押さえやすい」ことが挙げられますが、「スケールを利用したフレーズなどで6弦に移動した時に迷子になる」というデメリットもあります。全部が1音下げならいいんですけど、6弦だけが下がっているので、慣れてないと他の弦からの移動がわからなくなるんですよね。ちなみにオレ様はいまだに慣れていません。

で、「ドロップDチューニング」があるということはもちろん「ドロップCチューニング」もあります。これは「ドロップDチューニング」からさらにすべての弦を1音下げ、6弦が「C」になっているチューニングです。当然「ドロップD」よりもさらに音がヘヴィになります。

こちらは「ドロップC」で演奏した「ウェルカム・デッド」。ヘヴィですねっつーか、俄然「悪い」感じになりますねー。

実はカナシバリを結成したころ、音をヘヴィにするために「ドロップD」だけでなく「ドロップC」なんかも試していました。ただ…オレ様が低音酔いしちゃうんですよね。「ドロップC」までいくと。他人が「ドロップC」で演奏しているのを聴いても何ともないんですけど、自分で演奏してると気持ちが悪くなってくるんです。なんなんでしょうかね。慣れればいいだけなのかしら。

てな感じでカナシバリに採用された「ドロップDチューニング」でした。チューニングが違う楽曲ってのもやりたい気がするんだけど、そうするとギグ中にギターを持ち変えたり、チューニングし直したりしなきゃいけなくなるのがかったるいんだよなあ。念じるだけで自由自在にチューニングが変わるギターってないかしら。


【冒涜のマザーグース】
体裁 B-side 石橋を壊せ
搭載 inside 石橋で壊せ

⚡GIG SCHEDULE⚡
■7/11(土) 東高円寺二万電圧
「RED RUM Vol.25」
カナシバリ / 鉄アレイ / FIREBIRDGASS / 地獄の季節 / JESSY / CAT STRIP. / KING ZABOOON
DJ お髭のマツオカ


いいなと思ったら応援しよう!

渡辺一樹 -カナシバリ-
アンチヒロイズム・メタルロックバンド『カナシバリ』 Vo&G/カナシバリ社長/カナシバリofficial⇒ http://www.kxnxb.com//Twitter ⇒ https://twitter.com/navi_sick