22'フラワーC/各馬考察④ティズグロリアス

★基本データ+血統★

ティズグロリアス


①22'新馬【東京(8日目)/芝1800m(B)】

新馬

馬場:良[-18]超高速馬場

③枠③番から[好位(③番手)]の競馬。

前半[13.3-12.3-13.4-13.5-13.1-13.1]
後半[11.8-11.2-11.5]

前半は6F地点まで超スローバランスで、基礎スピードは全く求められていない。
後半は7F地点からギアが上がり、ラスト3F戦といったところ。

ティズグロリアスは好位の位置から前後3Fを[39.2-34.2]というペースで刻んでおり、【ギアチェンジ型の無酸素運動戦】を求められている。

超高速馬場の中で、超スローペース戦。
仕掛けが遅かったため、ギアチェンジ型の無酸素運動戦になった。
これぐらいの条件であれば、ティズグロリアスの位置でも上がり3Fは33秒台が出るようなレースになってほしかった。
高い評価はしづらいかな…。


★22'フラワーCについて★

一戦一勝馬のティズグロリアスが名手C.ルメールを背に快進撃を狙う。
新馬戦のレースレベルが鍵となるか。

新馬戦だけの評価になるし決してレベルの高いレースではなかったと思う。
超高速馬場の東京コースで、超スローペース戦のギアチェンジ型の無酸素運動戦という競馬。今回の中山1800mにおいては参考にならない部分が多すぎると。
小回り適性、時計の掛かる馬場に関しては未知数だし、ロンスパ型の有酸素運動戦や、持続型の無酸素運動戦、瞬発型の無酸素運動戦などのレースタイプに関しても未知数であると。

ベストな条件はまだわからないが、おそらく【無酸素運動戦】が得意なタイプではあると思う。

血統的には[ディープインパクト]×[Tiz Wonderful(マッチェム系)]とゴリゴリのスピード血統に見える。直線の長いコースで究極のキレ味が求められるようなレースに向いているんじゃないかなと思っている。ゆえに超高速馬場向きのタイプだと推察している。
あとは相手関係次第といったところかな。

一戦一勝馬で比較すれば[キタサンシュガー]の方がフラワーC向きの馬ではあると思う。
名手C.ルメールが手綱を取るということで、ある程度人気になってくるのかな。人気になるほど手を出しづらいタイプの馬に感じてしまう。
ギアチェンジ性能は悪くないものを持っていそうなので、仕掛けの遅れたギアチェンジ戦になった時に前目で競馬が出来ていれば、思った以上のパフォーマンスが出てくる可能性はあるかもしれないね。


①血統はスピード向き。
②無酸素運動戦に向いている可能性が高いか。
③時計の掛かる馬場は懐疑的。
④コーナリング性能は懐疑的。