22'中山金杯/各馬考察⑥ロザムール

★基礎データ★

馬齢:牝6
斤量:53.0kg
騎手:北村宏司

★血統★

-----父-----
ローズキングダム
【欧州型】
大系統:ネイティヴダンサー系
小系統:キングマンボ系

-----父母父-----
サンデーサイレンス
【日本型】
大系統:サンデー系
小系統:サンデー系

-----母父-----
Caerleon
【欧州型】
大系統:ノーザンダンサー系
小系統:ニジンスキー系

-----母母父-----
Sir Ivor
【欧州型】
大系統:ターントゥ系
小系統:ターントゥ系


★レース分析★
※4角位置の(数値)は、小さいほど前、大きいほど後ろの競馬。
※前残り度の(数値)は、小さいほど前残り、大きいほど前崩れ。
※【スピードバイアス】は、マイナスが大きいほど速いラップを刻んでいることを示す。
逆にプラスが大きいほど緩んだラップを刻んでいることになる。

①20'常総S【中山(4日目)/芝1800(A)/良】

1着(-0.0)/斤量(55.0)/上がり3F(35.7/9位)
4角位置:[逃げ](9.1%)
前残り度:[1-2着]9.4%[A]/[2-3着]18.8%[A]/[平均]20.5%[A]
【LAP】1:49.3(+1.7/スローペース)
12.7-11.8-12.7-12.3-12.0-12.1-11.9-11.5-12.3
(+0.6/-0.3/+0.6/+0.2/-0.1/-0.0/-0.2/-0.6/+0.2)
↑(スピードバイアス)

▽ポイント▽
●スローペース戦
●L2最速型L5ポテンシャル戦
●前残り度[A]
●脚質[逃げ]


②21'七夕賞【福島(4日目)/芝2000(A)/稍】

2着(+0.0)/斤量(53.0)/上がり3F(37.1/8位)
4角位置:[逃げ](6.3%)
前残り度:[1-2着]9.4%[A]/[2-3着]28.1%[B]/[平均]18.8%[A-]
【LAP】2:02.2(-0.6/稍ハイペース)
12.4-11.7-11.7-12.6-12.4-12.3-12.0-12.1-12.2-12.8
(+0.2/-0.5/-0.5/+0.4/+0.2/+0.1/-0.2/-0.1/-0.0/+0.6)
↑(スピードバイアス)

▽ポイント▽
●稍ハイペース戦
●パワー型基礎スピードポテンシャル戦
●L4最速型L4ポテンシャル戦
●前残り度[A-]
●脚質[逃げ]


③21'中山牝馬S【中山(5日目)/芝1800(A)/不】

2着(+0.0)/斤量(52.0)/上がり3F(39.9/6位)
4角位置:[逃げ](6.3%)
前残り度:[1-2着]31.3%[B]/[2-3着]12.5%[A]/[平均]18.8%[A-]
【LAP】1:54.8(-2.0/超ハイペース)
13.1-12.1-12.5-12.5-12.4-12.3-12.7-12.8-14.4
(+0.3/-0.7/-0.3/-0.3/-0.4/-0.5/-0.1/+0.0/+1.6)
↑(スピードバイアス)

▽ポイント▽
●超ハイペース戦
●パワー型基礎スピードポテンシャル特化戦
●前残り度[A-]
●脚質[逃げ]

★22'中山金杯について★

小回り巧者で中山内回りは得意コース。
2022年ファーストレースを気持ちよく逃げ切れるか。

ロザムールの好走特徴としては

●小回りコース
●道悪
●パワー型基礎スピードポテンシャル戦
●スローロンスパポテンシャル戦
●[前残り型]トラックバイアス
●[逃げ]脚質

上記が武器になってくる。
基本的には逃げて良さが出るタイプ。特に道悪で基礎スピードが求められて、後ろが伸びあぐねるようなレース展開はもってこいのタイプ。ただし今回はそういう天気に恵まれなさそうなので、このポイントは置いておく。

20'常総Sがポイントになってくるのだが、これはスローペース戦のロンスパポテンシャル戦。前残り度[A]の中で逃げ切れたレース。中山金杯はこういうレースタイプになる可能性は十分だし、ハマれば怖い存在。前走の中山金杯はペースが落ち着きすぎて、超スローペース戦の中で無酸素運動が求められたレースだった。12番枠から逃げたということもあり、ロザムールが望むような競馬は出来なかったが4着と粘った形。[前残り型]トラックバイアスの中山内回りコースならば、常に警戒が必要なタイプだと思う。

中山内回りコース、スローロンスパポテンシャル戦、前残り型トラックバイアス、逃げ脚質と好走してもおかしくない条件は揃っている。
ただ逃げ候補にシャムロックヒルがいて、速さで言えばおそらくシャムロックヒルの方が速い。ここの競り合いがどうなるかは鍵になってくるかもね。
あとは体調面と枠順をしっかり見極めて、▲以上の印は打ちたいね。