21'オールカマー/傾向・分析/無料記事

中山(7日目)/芝2200m･外(Cコース)

※過去9年(2014年は新潟開催)

★ペースバランス★

超スロー:4回(20年,19年,17年,15年)
　スロー:2回(18年,11年)
稍スロー:0回
　ミドル:2回(16年,12年)
　稍ハイ:1回(13年)
　　ハイ:0回
　超ハイ:0回

スタートから急坂を上っていくので、序盤のペースは上がりづらい。
基本的にはスローバランスに振れやすいし、超スローペースに振り切るパターンも多い。

★レースタイプ①★

瞬発戦:0回
長瞬戦:4回(20年,19年,17年,15年)
長脚戦:2回(18年,11年)
持続戦:0回
持久戦:1回(13年)
一脚戦:2回(16年,12年)
消耗戦:0回

後半型長瞬戦:4回(20年,19年,17年,15年)
後半型長脚戦:2回(18年,11年)
総合型一脚戦:2回(16年,12年）
前半型持久戦:1回(13年)

スローバランスに振れやすいので、基本的には【後半型】の競馬になりやすい。
更に[L4L5]が下り坂になるので、【加速バイアス】になりやすく【長脚タイプ】のレースになりやすい。
セントライト記念と違い、本仕掛けが早くなる傾向はみられない。
まず１つ目は、[L4L5]~[後3F]までバランス良く加速していく【長脚戦】。
２つ目は、[L4L5]からジワりと加速して、[後3F]にしっかりと本仕掛けの入る、【二段階加速型】の【長瞬戦】。
近年のトレンドはこの2つとなっている。
他にも、序盤がある程度流れた場合、息を入れるための中弛みが発生して、一瞬のキレ味が問われる【一脚戦】。これはセントライト記念では出現しないタイプだったが、オールカマーはこの傾向がみられるので注意は必要かもしれない。

★レースタイプ②★

前半5F平均ハロン(秒) ※基礎スピード(BS)
[MIN~11.2(A)]:0回
[11.3~11.5(B)]:0回
[11.6~12.0(C)]:2回(16年,13年)
[12.1~12.5(D)]:5回(19年,18年,15年,12年,11年)
[12.6~MAX(E)]:2回(20年,17年)

後半3F最速値(秒) ※トップスピードの質(TS)
[MIN~11.2(A)]:2回(19年,17年)
[11.3~11.5(B)]:5回(20年,18年,16年,15年,11年)
[11.6~12.0(C)]:2回(13年,12年)
[12.1~12.5(D)]:0回
[12.6~MAX(E)]:0回

後半3F平均ハロン(秒) ※トップスピード持続力(SS)
[MIN~11.2(A)]:0回
[11.3~11.5(B)]:1回(19年)
[11.6~12.0(C)]:7回(20年,18年,17年,16年,15年,12年,11年,)
[12.1~12.5(D)]:1回(13年)
[12.6~MAX(E)]:0回

【基礎スピード】に関して。
スタートから上り坂ため、【基礎スピード】が問われにくいコースになっている。
基本的に基礎スピードは[レベルD]想定で考えるのが筋。
セントライト記念よりも、前半はゆったり入りやすいのが特徴。

【トップスピードの質】に関して。
【基礎スピード】が問われづらい分、【トップスピードの質】が問われやすい。
特に本仕掛けが早くなりづらいことも相まって【瞬発力】が求められやすい。

【トップスピード持続力】に関して。
【トップスピードの質】を高いレベルで持続する能力は、特に求められない。
ただし[後3F]は【加速バイアス】になりやすいので、中間的なスピードの質を持続する能力が求められる。

★4角位置(1着-2着-3着)★

逃げ(1-1-0)
先行(3-4-2)
好位(1-2-5)
中団(3-1-2)
後方(1-1-0)

★展開(前残り度)★

[00.0%~25.0%]:2回(17年,12年)
[25.1%~37.5%]:1回(16年)
[37.6%~50.0%]:6回(20年,19年,18年,15年,13年,11年)
[50.1%~62.5%]:0回
[62.6%~75.0%]:0回
[75.1%~99.9%]:0回

超前残りのレースは過去9年で2回。
前残りのレースは過去9年で1回。
【逃げ先行】が有利ではなく、【先行好位】が有利になりやすい傾向にある。
要は【逃げ馬】はなかなか狙いづらいということになる。
前目有利な傾向は出ているが、【先行】~【好位】を中心に見るべきレースだろう。
更に言えば【逃げ】に注目するよりも【中団】で競馬が出来そうな馬に注目した方が良いかもしれない。

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