22'フラワーC/各馬考察③キタサンシュガー
★基本データ+血統★
①22'新馬【中京(8日目)/芝1600m(A)】
馬場:良[-2]標準馬場
⑥枠⑫番から[中団(⑩番手)]の競馬。
前半[12.6-11.6]
中盤[12.3-12.8-13.0]
後半[12.0-11.4-11.7]
前半は2F地点が少し速くなったが、3F地点からはペースが落ち着いている。
中盤は3F~5F地点まで大きな中弛みが発生しており息が入っている。
後半は6F地点からギアが上がり、ラスト3F戦といったところ。
キタサンシュガーは中団の位置から前後3Fを[37.4-34.4]というペースで刻んでおり、【ギアチェンジ型の無酸素運動戦】を求められている。
キタサンシュガー以外の馬は割と【有酸素運動戦】になっていて、時計の掛かる馬場を苦にしていたパターンだろう。一頭だけ脚が違ったのは明白だが、レベル的な側面を見れば抜けたパフォーマンスではなかったかな…というところ。
★22'フラワーCについて★
一戦一勝馬のキタサンシュガーがタイトル獲得に名乗りを上げる。
前走は一頭だけ違う脚で差し切り勝ち。
まだ見ぬ力で好パフォーマンスを発揮出来るか。
新馬戦だけの評価になるし決してレベルの高いレースではなかったと思うが、時計の掛かる馬場は問題にしなかったし、小回り適性もこなしてきたので、今回のフラワーCに対する適応力は何となく高そうな感じはしている。
ベストな条件はまだわからないが、新馬戦から推察するに【持続型の無酸素運動戦】や【ロンスパ型の有酸素運動戦】あたりに適性があるのでは…と感じている。
なので今回のフラワーCに関しては適性がフィットする可能性は十分秘めているんじゃないかな。
血統的にも[キタサンブラック]×[Mamool(サドラーズウェルズ系)]とスタミナ血統に見えるので、【ロンスパ型の有酸素運動戦】がフィットする可能性は十分あると思う。
一戦一勝馬ではあるが、フラットに考えれば印は回すべき一頭だと思っている。
追切や枠順次第ではあるが、軸馬となるとリスクが大きくなる可能性が高いので、▲の評価になる可能性が高いと思う。
①血統はスタミナ向き。
②ロンスパ型の有酸素運動戦は向いている可能性がある。
③時計の掛かる馬場は問題なし。
④コーナリング性能は問題なし。