21'函館記念 各馬考察①ウインイクシード/牡7/56.0kg/横山武史
★血統★
-----父-----
マンハッタンカフェ
【日本型】
大系統:サンデー系
小系統:Tサンデー系
適距離:芝2500m~芝3200m
適性国:日本
-----父母父-----
Law Society
【欧州型】
大系統:セントサイモン系
小系統:リボー系
適距離:芝1200m~芝2400m
適性国:アイルランド,イギリス
-----母父-----
ボストンハーバー
【米国型】
大系統:ナスルーラ系
小系統:ボールドルーラー系
適距離:ダ1200~ダ1800m
適性国:アメリカ
-----母母父-----
Majestic Light
【米国型】
大系統:ネイティヴダンサー系
小系統:レイズアネイティヴ系
適距離:芝1800m~芝2400m/ダ1800m~ダ2600m
適性国:アメリカ
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★レース分析★
※4角位置の(数値)は、小さいほど前、大きいほど後ろの競馬。
※展開の(数値)は、小さいほど前残り、大きいほど前崩れ。
※LAPに表記している(数値)はバイアスを示す。
マイナスが大きいほど強いバイアスが掛かっていることを示す。
逆にプラスが大きいほど緩んだラップを示すことになる。
①21'中山記念【中山(2日目)/芝1800(A)/良】
相対指数(98)/絶対指数(115)
3着(+0.1)/上がり3F(35.3/9位)
4角位置:(7.1%)/前残り度(25.0%)
【総合型持久戦】
局所:準トップスピード戦/後3F平均:準ポテンシャル戦
【LAP】1.44.9(-0.8/稍ハイペース)
12.5-11.2-11.2-11.4-11.5-11.8-11.7-11.5-12.1
(+0.8/-0.5/-0.5/-0.3/-0.2/+0.1/+0.0/-0.2/+0.4)
●前4F/L4L5/後3F(-0.1/-0.0/+0.1)
●前3F/中3F/後3F(-0.0/-0.1/+0.1)
●前4F平均F-後3F平均F:[11.6-11.8]
前半~後半まで全体的に見ると、前半~中盤に稍強いバイアスが掛かった【一定型】の部類に属する。
前4Fは[46.3秒]で平均ハロンが[11.6秒]で【稍ハイバランス】。
中盤は中3Fで見ると【稍ハイバランス】。L4L5で見ても【稍ハイバランス】。
後3Fは平均ハロンが[11.8秒]で【稍スローバランス】の【準ポテンシャル戦】。
後半は局所的に見ると最速[11.5秒]の【準トップスピード戦】。
後半は後3Fが【消耗型(弱)】なので、【一定型/消耗型(弱)】の【持久戦】という部類に属する。
※【総合型持久戦】
②21'中山金杯【中山(1日目)/芝2000(C)/良】
相対指数(97)/絶対指数(114)
3着(+0.3)/上がり3F(35.2/8位)
4角位置:(11.8%)/展開:前残り度(31.4%)
【後半型長瞬戦】
局所:準トップスピード戦/後3F平均:準ポテンシャル戦
【LAP】2.00.9(+3.1/超スローペース)
12.5-11.4-13.1-12.4-12.6-12.1-11.8-11.5-11.3-12.2
(+0.4/-0.7/+1.0/+0.3/+0.5/+0.0/-0.3/-0.6/-0.8/+0.1)
●前5F/L4L5/後3F(+0.3/-0.1/-0.4)
●前3F/中4F/後3F(+0.2/+0.1/-0.4)
●前5F平均F-後3F平均F:[12.4-11.7]
前半~後半まで全体的に見ると、後半に強いバイアスが掛かった【瞬発型】の部類に属する。
前5Fは[62.0秒]で平均ハロンが[12.4秒]で【スローバランス】。
中盤は中4Fで見ると【稍スローバランス】で、L4L5で見ると【稍ハイバランス】。要するに、中盤のバランスは前半よりも後半の方に強いバイアスが掛かっているということになる。
後3Fは平均ハロンが[11.7秒]で【超ハイバランス】の【準ポテンシャル戦】。
後半は局所的に見ると最速[11.3秒]の【準トップスピード戦】。
後半はL4L5が【加速型(弱)】、後3Fが【加速型(強)】なので、【二段階加速型】の【長瞬戦】という部類に属する。
※【後半型長瞬戦】
③20'中山金杯【中山(1日目)/芝2000(C)/良】
相対指数(99)/絶対指数(116)
2着(+0.0)/上がり3F(35.3/7位)
4角位置:(23.5%)/展開:前残り度(20.6%)
【後半型長脚戦】
局所:準トップスピード戦/後3F平均:準ポテンシャル戦
【LAP】1.59.5(+0.9/稍スローペース)
12.6-11.1-12.8-11.7-12.0-11.8-11.7-11.7-11.4-12.7
(+0.7/-0.9/+0.9/-0.3/+0.1/-0.1/-0.3/-0.3/-0.5/+0.8)
●前5F/L4L5/後3F(+0.1/-0.2/-0.0)
●前3F/中4F/後3F(+0.2/-0.1/-0.0)
●前5F平均F-後3F平均F:[12.0-11.9]
前半~後半まで全体的に見ると、後半に稍強いバイアスが掛かった【長脚型】の部類に属する。
前5Fは[60.2秒]で平均ハロンが[12.0秒]で【スローバランス】。
中盤は中4Fで見ると【稍ハイバランス】で、L4L5で見ると【ハイバランス】。
後3Fは平均ハロンが[11.9秒]で【稍ハイバランス】の【準ポテンシャル戦】。
後半は局所的に見ると最速[11.4秒]の【準トップスピード戦】。
後半はL4L5が【加速型(弱)】、後3Fが【加速型(弱)】なので、【長脚戦】という部類に属する。
※【後半型長脚戦】
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★21'函館記念について★
先行力は高いタイプで、テンも速いタイプに属しているので逃げ~先行での競馬になる可能性を考えておきたい。
ダッシュ力というよりは二の脚が速いタイプ。
脚質は函館記念にマッチするだろう。
ウインイクシードの好走パターンは、【一定型/準ポテンシャル戦】の競馬が一番合っていると思う。
【一定型】の【持久型】【持続型】【長脚型】は、いずれも対応出来るタイプ。これはレース分析の①~③を見るとわかるだろう。
【基礎スピード】が問われても勝負が出来るタイプなのは、21'中山金杯で証明済み。
【基礎スピード】が問われやすい函館記念ではプラス材料になるだろう。
【一定型】のレースになれば前半バランスは【稍スローバランス】でも【稍ハイバランス】でも戦えるのは更に良い。
斤量56.0kgは、好走した21'中山記念や21'中山金杯と同じなので問題ないでしょう。
良馬場であれば【基礎スピード】は明確な武器になってくると思うので、S~Aの重たい評価を与えたい。
稍重馬場以上でも【一定型】のレースになるパターンは結構あるので、S~Aの重たい評価を与えたい。