22'シルクロードS/各馬考察①カレンモエ

★基礎データ★

馬齢:牝6
斤量:55.0kg
騎手:松山弘平

★血統★

-----父-----
ロードカナロア
【欧州型】
大系統:ネイティヴダンサー系
小系統:キングマンボ系

-----父母父-----
Storm Cat
【米国型】
大系統:ノーザンダンサー系
小系統:ストームバード系

-----母父-----
クロフネ
【米国型】
大系統:ノーザンダンサー系
小系統:ヴァイスリージェント系

-----母母父-----
トニービン
【欧州型】
大系統:ナスルーラ系
小系統:グレイソヴリン系

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★レース分析★
※4角位置の(数値)は、小さいほど前、大きいほど後ろの競馬。
※前残り度の(数値)は、小さいほど前残り、大きいほど前崩れ。
※【スピードバイアス】は、マイナスが大きいほど、相対的に速いラップを刻んでいることを示す(基準:走破時計)。
逆にプラスが大きいほど緩んだラップを刻んでいることになる。

①21'オーシャンS【中山(3日目)/芝1200(A)/稍(-3)】

2着(+0.0)/斤量(54.0)
前3F-後3F[34.1-34.3]
4角位置:[先行](12.5%)
前残り度:[1-2着]12.5%[A]
前残り度:[2-3着] 9.4%[A]
前残り度:[ 平均]10.9%[A]
【LAP】1:08.4(-1.0/ハイペース)
11.9-10.7-11.1-11.4-11.2-12.1 
(+0.5/-0.7/-0.3/+0.0/-0.2/+0.7)
↑(スピードバイアス)

▽ポイント▽
●[-3]標準馬場
●[-1.0]ハイペース戦
●基礎スピード型ロングスプリント戦
●L2最速型/ロングスプリント戦
●前残り度[A]
●4角脚質[先行]


②21'函館SS【札幌(2日目)/芝1200(A)/良(-26)】

2着(+0.0)/斤量(54.0)
前3F-後3F[33.1-34.5]
4角位置:[先行](18.8%)
前残り度:[1-2着]12.5%[A]
前残り度:[2-3着]37.5%[B]
前残り度:[ 平均]25.0%[A-]
【LAP】1:07.6(-2.0/超ハイペース)
11.7-10.3-10.8-11.1-11.4-12.3 
(+0.4/-1.0/-0.5/-0.2/+0.1/+1.0)
↑(スピードバイアス)

▽ポイント▽
●[-26]超高速馬場
●[-2.0]超ハイペース戦
●基礎スピード型ロングスプリント戦
●L3最速型/ロングスプリント戦
●前残り度[A-]
●4角脚質[先行]


③20'長篠S【中京(6日目)/芝1200(B)/良(-10)】

1着(-0.2)/斤量(55.0)
前3F-後3F[34.1-34.0]
4角位置:[先行](16.7%)
前残り度:[1-2着]19.4%[A]
前残り度:[2-3着]13.9%[A]
前残り度:[ 平均]16.7%[A]
【LAP】1:68.1(-1.7/ハイペース)
12.1-10.2-10.9-11.3-11.7-11.9 
(+0.7/-1.2/-0.5/-0.1/+0.3/+0.5)
↑(スピードバイアス)

▽ポイント▽
●[-10]高速馬場
●[-1.7]ハイペース戦
●基礎スピード型ポテンシャル戦
●L3最速型/消耗戦
●前残り度[A]
●4角脚質[先行]


★22'シルクロードSについて★

スプリント界では常に人気だが、惜敗続きで未だタイトル未獲得。
そろそろ重賞初制覇といきたいところ。

☆コース適性
3勝クラスの[20'長篠S]で-0.2秒差の勝利。中京1200m戦の適性自体は低くない。
重賞クラスの[21'オーシャンS]、[21'函館SS]はタイム差なしの2着。小回り適性も問題ない。
コース適正は[A+]評価としておく。

☆馬場
重賞クラスの[21'オーシャンS]はタイム差なしの2着。稍重の標準馬場[-3]。
重賞クラスの[21'函館SS]はタイム差なしの2着。超高速馬場[-26]。
3勝クラスの[20'長篠S]は-0.2秒差の勝利。高速馬場[-10]。
馬場不問タイプと推察している。
今の中京の馬場は標準馬場~高速馬場の間で推移しているので、どちらになっても適性的には問題ないと思う。
標準馬場なら[A+]
高速馬場でも[A+]
という評価としておきたいところ。

☆レースタイプ
標準馬場想定なら[基礎スピード型ポテンシャル戦]がプランAの想定。
これは[20'長篠S]でのパフォーマンスがアテになる。
高速馬場想定なら[基礎スピード型ポテンシャル戦]がプランA想定。
これは[21'オーシャンS]や[21'函館SS]がアテになる。
レースタイプ的にも大きな不安はない。

★基礎スピード
前走の[21'セントウルS]ではやや崩れてしまった。
これはオーバーペースが原因だったんじゃないかなと。
この時のカレンモエは前3F[33.6]と、かなり速いペースで刻んでいた。これが結果的にはオーバーペースに繋がったと思う。
[21'函館SS]ではカレンモエ自身、前3F[33.1]と、かなり速いペースで刻んでいたにも関わらず好走出来たのは馬場の恩恵によるものだと思う。この時の馬場は[-26]と超高速馬場の中でも、更に時計が出るようなパンパンの良馬場。これが基礎スピード不足をアシストしてくれた可能性は高いかなと思っている。
今回はビアンフェやメイケイエールがいるので、前半をどの程度で刻んで行くかがポイントになってくると思う。
中途半端な高速馬場になって、前3Fを33秒台での追走が要求されると崩れる可能性は高いかなと思う。出来れば前3Fは34秒台前半の脚で追走したいところ。
超基礎スピード型の競馬にならなければ安定感はあるので、中途半端な高速馬場よりは、時計の掛かる標準馬場になってくれた方が、今回は良いタイプかもしれないね。
あとは左肩の捻挫で休養明け初戦がどの程度影響してくるか…。最終追切をしっかりチェックして判断したい。