22'フェアリーS/各馬考察②スクルトゥーラ
★基礎データ★
馬齢:牝2
斤量:54.0kg
騎手:横山武史
★血統★
-----父-----
ロードカナロア
【欧州型】
大系統:ネイティヴダンサー系
小系統:キングマンボ系
-----父母父-----
Storm Cat
【米国型】
大系統:ノーザンダンサー系
小系統:ストームバード系
-----母父-----
ハービンジャー
【欧州型】
大系統:ノーザンダンサー系
小系統:ダンチヒ系
-----母母父-----
サンデーサイレンス
【日本型】
大系統:サンデー系
小系統:サンデー系
★レース分析★
※4角位置の(数値)は、小さいほど前、大きいほど後ろの競馬。
※前残り度の(数値)は、小さいほど前残り、大きいほど前崩れ。
※【スピードバイアス】は、マイナスが大きいほど速いラップを刻んでいることを示す。
逆にプラスが大きいほど緩んだラップを刻んでいることになる。
①21'新馬【東京(2日目)/芝1400(A)/稍(-7)】
1着(-0.2)/斤量(54.0)/前3F-後3F[36.6-34.3]
4角位置:[好位](27.8%)
前残り度:[1-2着]19.4%[A]/[2-3着]13.9%[A]/[平均]16.7%[A]
【LAP】1:22.7(+0.9/稍スローペース)
12.4-11.4-12.0-12.0-11.2-11.5-12.2
(+0.6/-0.4/+0.2/+0.2/-0.6/-0.3/+0.4)
↑(スピードバイアス)
▽ポイント▽
●稍スローペース戦
●L3最速型L3トップスピード持続戦
●前残り度[A]
●脚質[好位差し]
●稍重表記ではあるが、ある程度時計の出る馬場。
★22'フェアリーSについて★
新馬戦では17番枠からも前目につけて好位差し。
厩舎コメントでは「軽いスピードタイプ」。
この発言をどう紐解くか。
●時計の出るやや軽い馬場
●直線の長いコース
●L3最速型L3トップスピード持続戦
●前残り度[A]
●脚質[好位外差し]
スクルトゥーラの特徴は上記5ポイントというところ。
新馬戦では稍重表記ではあったが、時計の出るやや軽い馬場だった。
東京の極端に軽い馬場だったわけではないので、ある程度時計が掛かっても良いタイプの可能性はあるね。ただし厩舎コメントには「軽いスピードタイプ」という発言があるので、これをどこまで鵜呑みにして良いものか。
直線の長いコースから直線の短いコースに変わる。新馬戦では17番枠と大外枠を引いたが、好位の中でも前目のポジションを取れていたし、前残り度[A]の中で好位差しが出来ているので、直線が短くても問題ないんじゃないかな。
新馬戦は、稍スローペース戦の割に仕掛けが早いL3最速型のトップスピード持続力戦だった。
スクルトゥーラはL1で突っ込んで来た形。L1は[12.2]と明確に落としている中で突っ込んできたわけなので、トップスピード持続力の量は非凡なものを持っていたと。
あとはフェアリーSは有酸素運動型のポテンシャル戦になりやすいので、これを乗り切れるかどうかがポイントかな。
1400m戦を大外枠から好位のポジションが取れたぐらい。今回は1600mに距離が伸びるのでポジショニング面では苦労しづらいタイプなんじゃないかな。
メンバー的にもフラットに考えたら好位ぐらいで競馬は出来そうだし、スローになれば先行策も取れそうなタイプ。横山武史騎手なので前目の競馬をやってくれそうだしね。
中山1600mコースは、横山武史騎手の得意舞台でもあるので、ここはプラスポイントと見ておきたい。
フェアリーSは【欧州型】ダンチヒ系の相性が良い。
2020年のポレンティアは母父がOrpen。5番人気で3着。
2019年フィリアプーラは父がハービンジャー。3番人気で1着。
2018年のプリモシーンは母父がFastnet Rock。2番人気で1着。
血統面で言えば、母父ハービンジャーというのは良い材料だなと思う。