21'アイビスSD 各馬考察②モントライゼ/牡3/53.0kg/川田将雅

★血統★
-----父-----
ダイワメジャー
【日本型】
大系統:サンデー系
小系統:Pサンデー系
適距離:芝1600m~芝2000m
適性国:日本

-----父母父-----
ノーザンテースト
【日本(欧州)型】
大系統:ノーザンダンサー系
小系統:ノーザンテースト系
適距離:芝1300m~芝1600m
適性国:フランス

-----母父-----
Nayef
【欧州型】
大系統:ネイティヴダンサー系
小系統:ミスプロ系
適距離:芝2000m~芝2400m
適正国:イギリス,ドバイ

-----母母父-----
Storm Bird
【米国型】
大系統:ノーザンダンサー系
小系統:ストームバード系
適距離:芝1200m~芝1400m
適性国:アイルランド,イギリス

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★レース分析★
※4角位置の(数値)は、小さいほど前、大きいほど後ろの競馬。
※展開の(数値)は、小さいほど前残り、大きいほど前崩れ。

※LAPに表記している(数値)はバイアスを示す。
マイナスが大きいほど強いバイアスが掛かっていることを示す。
逆にプラスが大きいほど緩んだラップを示すことになる。


①20'京王杯2歳S【東京(1日目)/芝1400(B)/良】
1着(-0.0)/上がり3F(34.5/9位)
4角位置:(11.1%)/前残り度(37.5%)
【総合型一脚戦】
局所:準トップスピード戦/後3F平均:準ポテンシャル戦
【LAP】1.21.8(+0.0/ミドルペース)
12.1-10.6-12.0-12.4-11.4-11.3-12.0
(+0.4/-1.1/+0.3/+0.7/-0.3/-0.4/+0.3)
●前3F/中1F/後3F(-0.2/+0.7/-0.1)
●前3F平均F-後3F平均F[11.6-11.6]

前3Fは[34.7秒]で平均ハロンが[11.6秒]で【稍ハイバランス】。
中盤は中1Fで見ると【超スローバランス】
後3Fは平均ハロンが[11.6秒]で【稍ハイバランス】の【準ポテンシャル戦】。
後半は局所的に見ると最速[11.3秒]の【準トップスピード戦】。
後半は後3Fが【加速型(弱)】、中弛みが大きいので【一脚戦】という部類に属する。
※【総合型一脚戦】


②20'未勝利【阪神(4日目)/芝1200(B)/稍】
1着(-1.7)/上がり3F(35.0/1位)
4角位置:(10.0%)/前残り度(27.5%)
【後半型持続戦】
局所:準トップスピード戦/後3F平均:準ポテンシャル戦
【LAP】1.10.2(+0.2/ミドルペース)
12.3-11.3-11.6-11.4-11.4-12.2
(+0.6/-0.4/-0.1/-0.3/-0.3/+0.5)
●前3F/後3F(+0.0/-0.0)
●前3F平均F-後3F平均F[11.7-11.7]

前3Fは[35.2秒]で平均ハロンが[11.7秒]で【稍スローバランス】。
後3Fは平均ハロンが[11.7秒]で【稍ハイバランス】の【準ポテンシャル戦】。
後半は局所的に見ると最速[11.4秒]の【準トップスピード戦】。
後半は後3Fが【加速型(弱)】の【持続戦】という部類に属する。
※【後半型持続戦】


③20'小倉2歳S【小倉(8日目)/芝1200(B)/重】
2着(+0.2)/上がり3F(35.7/2位)
4角位置:(20.0%)/前残り度(31.7%)
【前半型持久戦】
局所:準ポテンシャル戦/後3F平均:準ポテンシャル戦
【LAP】1.09.6(-1.8/ハイペース)
11.7-10.6-11.6-11.8-12.1-11.8
(+0.1/-1.0/!0.0/+0.2/+0.5/+0.2)
●前3F/後3F(-0.3/+0.3)
●前3F平均F-後3F平均F[11.3-11.9]

前3Fは[33.9秒]で平均ハロンが[11.3秒]で【ハイバランス】。
後3Fは平均ハロンが[11.9秒]で【スローバランス】の【準ポテンシャル戦】。
後半は局所的に見ると最速[11.6秒]の【準ポテンシャル戦】。
後半は後3Fが【消耗型(中)】の【持久戦】という部類に属する。
※【前半型持久戦】

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★21'アイビスSDについて★

近走の先行力は高くないが、テンが速いタイプに属するので、先行~中団での競馬になる可能性を考えておきたい。

モントライゼは、【前半型持久戦】の【ポテンシャル戦】で高いパフォーマンスを出せるところにある。
アイビスSDは、【高いトップスピードの質】が問われるレースなので、本質的には向かない可能性が高い。
後3Fの平均が【トップスピード戦】というレースはまだ未経験なので、未知数といえば未知数だが…。
やはり局所的に【高いトップスピードの質】を求められた、21'葵Sや、21'ファルコンSが物足りないといえば物足りないからね。

斤量53.0kgは、かなりのプラスファクターになってくる。

過去レースの実績から、アイビスSDに向いた馬には思えないが、斤量の恩恵やテンの速さは武器になる可能性がある。
距離1000mによる【トップスピード戦】で、パフォーマンスを上げてくる可能性はまだ残されていると思うし、軽視のしすぎは禁物かな。
軸馬としては不向きなタイプだが、相手候補では拾っておいた方が無難なタイプかなと思う。