断捨離をしています

こんばんは。こんにちは。

ただいま疲労困憊中。
断捨離って、というか物を捨てるって、すごく心身にダメージを食らう。

全然ちっとも楽しくなかった、楽しそうに笑ってすらいない頃の写真を、昔たくさん描いた絵を、どんどんどんどん捨てて、捨てて、捨てて、捨てれば捨てるほど身軽になれると信じて捨てています。

やや、吐きそう。でも、捨てたどれもこれも、ここ一年で一度たりとも使っていない。見てもいない。

見るたびに吐き気をもよおすような、頭がじわじわ痛むような、笑うことすらうまくできていない写真や、手紙や、卒業文集的なものを捨てる決心をした。

身軽になりたかった。
どこへでも行けるような身軽さが欲しかった。

やれ卒業のタイミングに貰った口先だけのメッセージが書かれた文集を捨てられないのは、捨てられなかったのは、それを捨てたら私にはなにも残らないような気がしてたからだった。
友達と手紙のやりとりをしていたことがあること、手紙を貰えたことに縋って生きていた。
そういう瞬間が私にもあったんだと思いたかった。

その友人たちとは、もう何年も10年近く会ってないのに。私の名前すら、覚えてないだろうに。それに縋って生きてるのがようやく馬鹿馬鹿しいと思えるようになった。

身軽になりたい。
ぽんと動ける身軽さが欲しい。
好きなものだけで、見ると無意識に口元が緩んでしまうようなやさしいものだけに囲まれて生きていけたらいい。
ぼんやりと好きなものとうつくしいものに囲まれて生きていきたい。
嫌いなものも苦しくなる写真も全部全部捨ててしまっていいんだとやっと思えた。
33歳になってようやっとそういう考えに至れた。

捨てる、という選択ができた自分を、それはもう褒め称えたい。えらいね、すごいね、がんばったね。口先だけじゃない、心の底からあなたのことをえらいと思っているよ。
よくがんばった、つらかったな、苦しかったな、誰にも褒められないかもしれないけど(母はすっきりしたじゃんくらいは言いそう)よくやったな、えらかったな、がんばったな。

もう一息だ。あともう少し頑張って、なんか美味いものでも好きなものでも、自分を労わるものでも買うとしよう。

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