12月6日は聖ニコラウスの日~13世紀から続いているチェコの伝統行事~
サンタクロースのモデルとなった聖人ニコラウスが死去したのが12月6日。
そのイブの12月5日の夜、チェコでは「聖ニコラウスの日」を祝うお祭りが行われるそうです。
聖ニコラウスが天使と悪魔を連れて子どもの家に来るそうです。
なぜ天使と悪魔を連れてくるのか。
天使は純真(purity)の象徴、悪魔は腕白(naughty)の象徴だからだそうです。
悪魔が子どもに「1年間よい子だったか」聞きます。
聖ニコラウスは子どもみんなにプレゼントをあげたい中立の立場なので、ジャッジはしないのだそうです。
1年間よい子だった子どもは聖ニコラウスから小さいプレゼントがもらえ、よい子でなかった子どもは悪魔から石炭をもらうそうです。
石炭とかいらないですね(笑)
ですから、チェコの子どもたちは石炭もらいたくないから1年間いい子にしているらしいです。
チェコの市中心部、町や村などでは、聖ニコラウスや天使や悪魔に扮装した人々が出没するのだそうです。
お隣のドイツやオーストリアでも聖ニコラウスの日を祝う行事があるようです。
いつか聖ニコラウスの日を祝いにチェコに行きたいなぁ。
それから、チェコには「名前の日」があります。
チェコ人は、ふつうの誕生日もお祝いしますが、「名前の日」も誕生日と同じように祝うそうです。
第2の誕生日のようなもので、ケーキを焼いたり、プレゼントを渡したり、子どもはもちろん、大人になってもお祝いするそうです。
1年に2回も誕生日があるみたいでいいですね。
でもカレンダーの365個しか名前がないので、日本みたいに名前の多様性はないですね。
ちなみに、わが息子は聖ニコラウスにちなんで名前をつけました。
12月生まれではないんですけどね。
だけど12月6日は息子の「名前の日」です。
お祝いに夫が息子の大好物のいちごのクネドリーキを作りました。
おめでとう!
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