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願えば叶う~ピアニスト渡邊智道氏のレッスンを受けて~

かねてからお慕いしているピアニストの渡邊智道さんにピアノのレッスンをお願いしました。

快く引き受けてくださり、実現に至りました。

やっと念願が叶いました。

とってもうれしかったです。

お忙しい中スケジュールを調整していただき、わたしのために1時間という時間を割いていただきました。

レッスンの日が決まってからレッスンを受けるその日までずっと

ドキドキドキドキ

止まらず。。。

このnoteを書いている今、また思い出してドキドキしています。


レッスンのその1時間は

し・あ・わ・せ

夢のような時間でした。

今でも夢の中にいるようなふわふわした感じ。

ずーーっとこのふわふわの余韻に浸っていたい。。。

なのに、現実が邪魔をする。

ホントに楽しくて楽しくてしかたがなかったです。

願えば叶う


そう思いました。


思えば、今までのピアノレッスンは、子どもの頃の厳しいレッスンだったり、グレードや実技試験で点を稼ぐためのレッスンだったり、課題をクリアするためだったり。

楽しいこともあったと思うけど、心から楽しめてなかった気がします。

でも、この1時間は、純粋に自分のためだけに音楽を楽しむことができました。

ピアノをやってきてよかったと、初めて思った瞬間でもありました。

渡邊智道さんのおかげです。

ますます智道さんのファンになりました。

この素晴らしい出会いに感謝


さて、レッスンを振り返ってみます。

舞台上でオーラを纏いながら演奏される智道さんの貫禄さえ漂うお姿とは対照的に、ちょっぴりワイルド感をエッセンスに加えた純朴な若い好青年という印象でした。

ふふ。

どちらの智道さんも素敵です。

多くは語らない方ですが、穏やかにかつ的確に指導してくださいました。

わたしは今回、智道さんの演奏で最も心に響いた3曲を持っていきました。

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BEST1:シューベルト即興曲90-3

初めて伺った智道さんのソロリサイタルのアンコールで聴いて、色気のある音色に心を鷲づかみにされ、ファンになるきっかけとなった曲です。

BEST2:バッハシンフォニア11番

子どもの時に弾いて以来弾くことのなかったバッハの曲をCDで聴いた時、こんなにもきれいなバッハの曲があったのかと驚きました。

BEST3:ショパン前奏曲「雨だれ」

2回目に伺った智道さんのソロリサイタルで聴いた時、限りなく澄んだ清らかな美しい音に涙が出ました。


今までのわたしは、指がいかになめらかに早く動くか、指でいかに弱く弾くか、指の動きが重要だと思っていました。

弱く弾けないのは指の動きが悪いからだと思い、指の練習ばかりしていました。

でも、智道さんにペダルの踏み方を指摘され、指導していただきました。

わたしのピアノの悩みの多くはペダルで解決できると仰いました。

ペダルでpp(ピアニッシモ)が表現できるなんて感動!

今まで何を習ってきたのーー!(><)


例えば、シューベルト即興曲。

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右手の内声の音を弱く弾きたいのですが、指だけでがんばって弱く弾こうとしていました。

自分のへたくそなピアノを公に晒したくはありませんが、智道さんの指導がいかに的確かの参考に動画を載せます。

わたしの未熟さ故にほんのわずかな違いなのですが、聴き比べてみてください。

※普通にスマホで撮影しただけなので、音質はあまりよくありません。

まずはレッスン前。

内声の音を指で弱く弾こうとしていますが、これが限界です。

次にレッスン後。

全然発展途上ですが、メロディが聴きやすくなりました。

レッスンの時に指導された際はもっと内声が弱く弾けていたと思っていたのですが、まだまだ細かいペダルの練習が必要ですね。

智道さんが、ピアノに座ってさらっと弾いた時、同じピアノで弾いているのに、音色が全然違ったのです。

なんでそんなに音がきれいなんですか

感傷に浸りながらポツリとつぶやいたら

ペダルです!

ビシーッと仰いました。

はいー!

わかりましたー!

練習しまーす!

練習してペダルが上手くなって、ペダル以外の要素もたくさん吸収したい。

なので

これからもガッツリ智道さんに食らいついていこうと心に誓いました。

食らいついていった先になにが待っているのかわからないけど。


わー!音楽たのしいーーー!



それでは、またお会いしましょう。

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