急斜面をスキーで滑るのが怖くなくなる方法
スキーが上達するにはインストラクターに教わるのが1番イイ!
と言う話を3日前にしました。
結論から言うと、インストラクターにも教えるのが上手な方とそうでない方がいます。
上手なインストラクターに出会うかどうかがスキー上達へのカギかもしれません。
急斜面を滑るのがどうしても怖いので、今回、女鹿平温泉めがひらスキー場にて、2回、スクールに参加して、インストラクターの方に教わりました。
1回目は、男性の年配のインストラクターでした。
「ターンの時雪を削って」
「ターンの時腰を落として」
「重心を後ろにしないで」
など、いろいろ言ってもらったのですが、わかったようなわからないような。
男性インストラクターの方が割と抽象的な表現をします。
結局のところ、急斜面への恐怖心はなくなりませんでした。
男性には、というか、その先生には、わたしの斜面が怖いという気持ちは伝わらないようです。
わたしの夫や息子もわたしの急斜面の怖さが分からないようです。
急斜面が怖いのは克服できないのでしょうか。
2回目は、女性のインストラクターでした。
いきなり中級クラスの急斜面に連れて行かれました。
1番最初に目から鱗。
急斜面で怖がると、どうしても、山側の足に体重をかけてしまうけど、それだと、逆に滑ってしまう。
ポイント1:谷側の足に体重をかける
そういえばいつも山側に身体を寄せてた。
落ちたら怖いから。
それじゃあいつまでも怖いわけだ。
いつも山側の足を踏ん張っていたよ。
だからか!
急斜面を降りると足が痛くなったのは!
谷側の足に体重をかけるのは考えると怖いけど、実際にやってみると、怖いのが取れる。
ポイント2:ターンの時外側になる足の親指にぎゅ~っと力を入れる
(右に曲がる時は左足の親指に力を入れる)
ポイント3:ターンの時曲がる方の手を前に伸ばす
(右に曲がる時は左手を伸ばす)
ポイント4:ターンの時曲がる方のスキー板の方に顎を近づける
(右に曲がる時は左のスキー板に顎を近づける)
今まで、ターンの時、なんとなく体重をのせて、なんとなく曲がっていたけど、言われたとおりにしてみると、急斜面でもなんなくこなせる。
ストックの使い方も知らなかったので、手をどういうふうに使えばいいか分からなかったけど、手を伸ばすと、自然と谷側に身体が傾いてくれる。
さらに顎が重要で、重心が後ろにならないのを防げる。
だから、急斜面が怖くない!
そして、足が疲れない!
これはスゴい!
女性インストラクターの方が具体的にどこをどう動かせばいいのか、分かりやすく言ってくれます。
おかげで、急斜面が怖いのを克服できました。
ということで、3日前、地獄の急斜面だった、山頂にインストラクターと行きました。
夫と息子に会いました。
こんな急斜面も言われたとおりに滑って、ゆっくり行けば怖くなくなりました。
急斜面をゆっくり滑る練習をして、体重移動がスムーズにできるようになったら、自然とパラレルターンができるそうです。
パラレルターンとは、上級者の目安になる滑り方で、両足のスキー板を平行に保って滑る方法です。
颯爽とパラレルターンをして斜面を滑り降りてくる人を見ると憧れますね。
でも、考えてできるようになるものだと思っていましたが、自然と足が揃うようになるんだそうです。
そうなるまで練習が必要だということですね。
がんばります。
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