Byronbayの価値観
3月末に訪れたAustraliaのByronbayという小さな街。
旅の感想は、想像以上に良すぎた、の一言です。
ゴールドコースト空港から車で約1時間。
大麻で有名なニンビンも近いことから、ヒッピーやオーガニックの街として有名ですが、
なによりよかったのが街全体に浸透してる価値観でした。
一言でいうと“エコ”ですが、概念や意識を超えて、価値観として“日常”になっていることに感動。
レストランのテイクアウト容器含めてプラスチックはほぼ見かけず、ストローは紙・ステンレス製が当たり前。洋服購入時でさえ、袋なしが普通でした。
便利さの追求とは少し違うけれど、知的な選択。それをラフにこなす感じがまた心地良い。
そういう諸々が、いつからCommon Senseとなったのか、街の規模が関係しているのかなど、歴史や経緯、理由はわかりません(知りたい)が、その価値観が心地良く人も街も大好きになりました。
その価値観は、うちの米屋にも通じるところがあるのです。
天地米店は、お米(3kg以上)をクラフトペーパーの袋に入れて販売しています。
この袋はお米の保存に適しているのはもちろん、再利用が可能です。
来店時に空の袋をお持ちいただいたり、手ぶらで来店いただけるよう、お店で袋をお預かりしたりしています。
エコバッグが浸透するずっと前から、父はこの仕組みを取り入れています。
袋には、ご購入いただいたお米の農家さん・品種のシールを貼っていますので、購入履歴がわかるのもよいです。
お客様ときちんとお話しし、理解いただき、共感いただく。
そうしてお客様にとっても心地良い買い物スタイルを提供できたら、素敵なことだと思います。
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