![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63592953/rectangle_large_type_2_75efce7ffca8741bdcd5ecb0d50232ad.png?width=1200)
時間切れ!倫理 54 法家
韓非子
法家には有名人が多くいるのですが、彼らの活躍は世界史の授業で聞いてください。倫理では韓非子が、『韓非子』という本を書いているので紹介されています。法家は儒家から分かれてできた。韓非子自身、荀子の弟子だという言い伝えもあります。荀子は性悪説でした。人間は本来悪だから教育によって悪を正す、矯正して徳に導く必要があるといった。礼治主義といいましたね。礼を叩き込む。ここから法家思想までは一直線です。
概要
法家は、人間は悪、ダメなのだから、教育なんてまどろっこしいことはせず、罰をあたえてルールを守らせればよいと考えた。泥棒、死刑。強盗、死刑。不倫、死刑。道に落ちてる財布拾ったら、死刑。どんな悪い奴でも、死にたくないから法律を守って、国はピリッと引き締まります。
今まで四つの思想を見ました。儒家、墨家、道家、法家。ぱっと分かると思うけれども、このなかで国を強くするの一番効果ありそうなのは、法家です。実際にそうでした。戦国時代各国のうち、秦が法家を採用するのです。法家の思想を採用してバシバシ国民を統制して富国強兵に成功し、始皇帝が中国を統一しました。秦の国は法家と覚えておくとよい。