見出し画像

できたての「いいこと思いついた!」

あまり言葉にしたり、人に話したりしないだけで、毎日たくさんの「いいこと思いついた!」の泡が生まれては消えていっていることを思います。

どちらかというと、ぼーっとしているときや何の電子機器にもふれていないときに、「もしかしたらこんなことができるかもしれない」と、奇想天外なアイデアが降ってくるときがあります。それは、あまりに突拍子もないことが多いので、「やっぱりできないかもしれない」と諦められてしまいやすいのですが、このアイデアを一番大切にしてあげる方法は、できたてのうちに現実のどこかにちょっとでも実現してあげることのような気がします。

私は「いいこと思いついた!」をなかなか現実にすることができずにいました。自分の思い描いていることを人に伝えるのがすごく恥ずかしかったし、通常ルートではない道を果たして自分で進んでいけるんだろうかと考えているうちに、できたての「いいこと思いついた!」の泡はいつの間にかどこかに行ってしまっていました。他方で、とても頑固でこだわりが強いところもあったので、どうしたら実現できるんだろうともどかしい気持ちでした。

あるときに気がついたのは、「いいこと思いついた!」はできたての料理みたいなものだということです。目の前に湯気を立てて美味しそうなにおいがしているのに、放っておいて見ないふりをしてしまうのは、とてももったいないことだと思います。時間が経って戻ってきたときにはもう冷めていて、もうできたて以上の美味しさはそこには残っていません。だから、「いいこと思いついた!」はちょっとでも気にかけてもらえたら嬉しいと思います。

#いいこと思いついた #感性 #iwate_i_design

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?