うんちで分かる抵抗力!〜自立したうんちの作り方〜
①救急車に運ばれるまで便が出ない
こんにちは。前回の記事で「素晴らしいうんち」の4箇条をお伝えしました。その後4日ほど経ちますが、みなさんのウンチはどんな姿を見せてくれたでしょうか???
人によっては「まだまだ恥ずかしがって出てこないのぉ。」という方もおられることでしょう。現代人には、恥ずかしがりウンチをお持ちの方は、想像以上に多いのではないかと思います。
そうそう昔の知人で便が出なさすぎて、救急車にたびたび搬送されるという人が居ました。その後、彼女はどうなったのか分かりません。今はスッキリウンチが出せていることを祈るばかりです。その彼女が言っていたのは、だいたい3週間くらい平均的に出ないと言っていました。もう20年近く前の話なのでうる覚えなのですが、期間の長さに本当に驚きましたし、心配したのを覚えています。
さて前の記事から数日経ったので、わたしの事情についても書かせて頂きましょう。
なんと!水には浮かびはしませんが、バナナのような大きさに成長しておりました。(こどもは浮きやすいそうですが、 大人だと1週間に1回でも少し浮けばイイようですよ♪) 3日前まで便秘気味で、ウサギのうんち、まさにうんち劣等生だったのでこの早さには驚いております。
今日皆さんにお伝えしたいことを、とにかくやってみたわけです。すると今朝、スッキリ至福を味わうトイレタイムを過ごせました。これは、本当のことのようだ!!!と確信しています。さぁ。では早速、本題に入っていきましょう♪
②自立したうんちの作り方
自立したうんち (健康的なうんち) を作るにはどうすればいいと思いますか?
よく植物繊維と聞きますよね?!著者もそうだと思い、お腹が張ってしんどいときは、必死にさつまいもなどの食物繊維のある野菜を食べていました。それは大事なことのようですが、その前にまず大事な3つのポイントがあるようです。
①お菓子(添加物)を減らす
②唾液をしっかり絡ませる
③旬野菜を食べる
④発酵食品を食べる
です。では、なぜなのか?簡単に解説してみようと思います。
③なぜお菓子を減らすと健康的なうんちが出るのか?
お菓子と書きましたが、食品添加物といい直した方がいいですね。
食べ物を長期保存するために使われる抗菌剤、いわゆる食品添加物がおなかの環境に影響を及ぼしているようです。
著者はこれを機に、インターネットで幾つか記事を読んでみました。学会で発表されたような記事を読むと途端に眠くなるため、時間がかかりましたが、わたし的見解は以下です。
④わたし的見解
全ての保存料が影響しているわけではないようで、アレルギーや免疫に影響しているかは、まだ明らかにされていないようです。ただ、わかっているのは、食品添加物により腸内微生物は明らかに減少するということのようでした。関連記事はこちら (英語ですが、グーグル先生が翻訳してくれます。)
「善玉菌が入っているヨーグルトをたくさんとっているのに、便秘が治らな〜い」と思っているあなた!もしかすると、他に口にしているものの量がお腹の環境に影響を及ぼしているのかもしれません。
⑤唾をしっかり絡ませて食べる
唾液にはそもそも抗菌作用があります。
(その他調べてみると素晴らしい機能が満載でしたが、今回は割愛します。)
食べ物は栄養素だけではなく、毒性が多く含まれています。下の図の一番上の「トリプ-P-1」というのは「動物性たんぱく質の焦げ」です。でも緑色の毒性はオレンジ色まで一気になくなっていますよね?!
ほどんどのものは唾を含ませることで、毒性が激減することがわかっているそうです。参照サイトはこちら
なので、汁物や牛乳、飲料水と流し込むとどうなるでしょうか???
はい。おっ察しの通り、唾液が付着せず未消化のまま、お腹にGO!
直接お腹に流れてしまうということなんですね〜。噛み終わってから、汁物をすする、飲み物を飲むことが大事なポイントだそうです。しっかり唾液を出して、食べ物を味わいたいものですね。
⑥旬野菜を食べる
野菜には“元気な野菜”と“元気でない野菜”がありますよね?!さて問題です。キャベツは夏野菜でしょうか?冬野菜でしょうか?
答えは・・・冬です!何枚も何枚もギュ〜っと葉をまとっていますよね。夏に育ったら暑くてキャベツちゃんは、かなりしんどいことでしょう。そして栄養価もぐっと変化します。
ちなみに玉ねぎとジャガイモは年中いける野菜だそうです。
⑦発酵食品を食べる
著者が一番気をつけるようになったのは、ここです。腸内微生物を作ることはわたしたちの腸ではできないそうです。腸内環境を整えるためには、食べて微生物を増やす必要があります。
増やすと言っても、量よりも種類が大事だそう。自分では作れないかつ種類が必要となると一番手っ取り早く、日本人になじみがある食品が、お味噌です!理想を言えば「1年以上仕込んだ手作り味噌」が最高だそうな。
手作りの理由は③で話したことが理由ですが、それだけではなく1年間置いておくと、低温度で生きれる菌や高温度で生きれる菌が存在するため、年間を通して様々な季節をお味噌ちゃんに体感させることで、味噌の中に様々な菌が増えていくそうです。
あとは、納豆も良いと言っていましたね。既製品のタレは美味しいのですが添加物が入っているので、ここにお味噌を投入したり、じゃこを入れたいりして頂くとより美味いのでお勧めします。
どちらもたんぱく質、植物繊維、ミネラルがとれるため、栄養価も高いです。「ご飯と味噌汁だけの食事でもいいくらいだよ」と詳しい方は、よくおっしゃっています。粗食だけど、実はお腹にはリッチな環境を作っていたってわけですね〜。科学的根拠がない時から、この伝統を持つ日本ってすごいですね。
ちなみに、味噌汁は面倒かもしれませんが、お椀で冷まして緩くなってからお味噌を入れないと、良い菌が死んでしまうそうです。それが嫌な場合は、別に指でお味噌をペロチンチョ!してみてください。(常在菌と味噌の菌が混じり合って今のじぶんにぴったり合ったものが出来上がります。)生の菌がお腹に入っていくし、手間が要りませんよね!?
ちなみに、この技を教わってから味噌汁よりもペロリンチョ率が異様に上がった我が家。3歳児はこの味噌を以上に欲します。これまでお菓子を食べさせすぎて、ミネラル不足だったのかもしれず、親としては反省しておる所です。
以上長くなりましたが、自立したうんちの作り方でした〜。
次回は「菌はシシ神(もののけ姫)だった!」というテーマで書いてみようと思います。これ感動します。
こちらの話は菌ちゃん先生こと吉田俊道先生の講演から綴らせて頂いております。先生のお話の面白いことったらありません。こどもが聞き入るくらいです。ぜひ先生の著書もありますし、機会があれば公演も聞かれてください。