東京都在住、クリニック勤務の女性医師です。日々起きたこと、感じたこと、皆さんにお伝えしたいこと、今まで経験したことなどを発信、共有できたらいいなと思っております。子供大好き、ワンちゃん大好き。女性医師は強い、何でもできると思われがちだけれども私だって挫折いっぱい、涙いっぱい、反省いっぱいの日々。でも「日々幸せだからいいかぁ〜」と前向き姿勢で一歩一歩!!
前回は外科医になって、爆走していたが故に初心を忘れてしまい上司の一言により気付きを得ることが出来た話をしました。 今回はそもそもなぜ外科の道を選択したかを書きたいと思います。 実は、私は父も祖父も叔父も兄もみんな外科医という環境に生まれました。手術の話だったり、血生臭い話でも食事中にみんなで平気で会話をする家庭です。自身が外科を選択するのは自然だったかもしれません。 でも反対にどれだけ大変な科であるかを知っている兄は私が外科を選択するのは反対しました。 「外科に進んだ
初期研修を終えて自分の進路として、 『外科医になる』 と決めて、母と二人で外食しに行き、母に外科に進むことを伝えました。 母はさらりと 「そう。貴女が決めたなら仕方ない。頑張りなさい。」 と言いました。 そして、次に 「貴女は名医になろうとするのではなく良医になりなさい。」 と。 そして、その言葉に私もしっくりと来て、 『良医になる!』 と心に決めました。 そして、外科医としての多忙な毎日が始まった。全てにおいてがむしゃらな日々。 ただ 『外科の組織の一員
プロフィールに簡単に書きましたが医師として働いております。俗に言うワーママ女医。(←どうしてもワガママ女医に見えてしまう私…笑) 今はクリニック勤務ですが元々は大学病院の外科に所属しておりました。私が所属していた時の外科は病院内で一番ハードで“朝早く夜遅い”は普通で、朝はどの科よりも早く、帰りは日付が変わる事なんてよくある話。男性医師は睡眠時間を確保するために病院に寝泊まりすることもちらほら見受けられる環境でした。休みも月2回あればいいほどで今で言うブラックという物なのでし