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あなたの子どもは「管理型教育」のままでいいですか?

あなたは我が子の”自立”について考えたことはありますか?
乳幼児の子をもつ方だとまだ考えたことはないかもしれない。
私もこの問題を知るまでは全く考えてはいなかった・・・。

AI時代に突入している現在。
目まぐるしく時代が変わり、私たちの身近にある物は数年前とはだいぶ変化モノもある。しかし、教育の現場は旧態依然な「管理型教育」が主流となっている。

「管理型教育」が指示待ち人間を作り出す

親や先生の価値観を刷り込み、大人の指示に従う従順な子どもが「良い子」と褒められる実態。
その過程で子どもは好きなことはやってはいけないと思い込んでしまう。
こうした環境で育った子どもは、社会に出てから、いわゆる「指示待ち人間」となり自ら新しいモノや価値観を生み出すことができなくなる。

これからの時代は個性が大事

管理型教育の一方で、これからの子どもたちには個性が大事と言われている。しかし、指示待ちの姿勢が染み付く子どもたちは、自分の個性は何か、好きなことは何か、得意なことは何か分からずに右往左往する結果となる。
いまさらこの時代になり、「好きなことをして個性を生かしなさい」と言われても、その個性を封じ込められてきたので、どうしたら良いのか分からなくなるのである。

アメリカではさまざまな場面で自分の考えを求められることがあるらしい。
(私は実際にアメリカに留学はしたことはない。愛読書を参考させていただいた。)
アメリカのように多くの国籍の人が集まる場では、自己主張をしなければ自分の居場所を見つけることはできない。

日本では自分の意見を主張しすぎると浮いてしまう・・・。
これも個性を封じてしまった管理型教育の落とし穴なのかもしれない。

集中できる環境が才能を引き出す

人生100年時代と言われている中で、子どもたちはこれから長い人生を生きることとなる。そんな時代で親が子にしてあげれることは、赤ちゃんの頃から好きなことに夢中になれる環境を作ってあげること。

赤ちゃんであっても、何かに集中することによって自らの才能を存分に使うことができ、心が満たされるのだ。何かをやり切ったという成功体験は自信につながる。これは年齢関係ないと思う。
こうした環境で育った子どもは自信がつき、大人になっても自己肯定感の高い人間になり、落ち込んでも、立ち直りが早くなるのである。

一方、「あれをやりなさい」「これをしたらダメ」などを言われる環境で育った人は、自己肯定感が低くなり、つまづくとなかなかリカバリーがきかなくなる。このような環境で育った子が、ひきこもりやニートになってしまうのかもしれない。

自分の頭で考える力を養う

AIやIT技術がますます発達する将来で、人間に求められる能力は多くの知識を詰め込むことではない。


・こうすれば問題が解決できる!
・こういう発想もできるのではないか・・・

というように自分の頭で考える力が必要になる。
目まぐるしく変わる時代に合わせて、柔軟な発想ができる人が社会から必要とされるのではないか。

また、人生100年時代に突入している今、一つのことをやり続けて人生をまっとうできる人はほとんどいないだろう。そのため自分の頭で考え、その時代に合わせた発想をしていく必要があるのだ。
そんな時、誰かの指示を待っているだけでは、豊かな人生を送ることは難しいと予測できる。

学ぶのは子どもだけではない

そんな管理型教育とは異なる考え方の教育法がモンテッソーリ教育である。

少しずつ日本でも認知されるようになったモンテッソーリ教育は、まさしくこの問題を解決するように乳幼児のうちから「子どもの自立」をゴールにし、能力を引き出す教育法として話題となっている。

書店に足を運べばそれに関する本は数多くある。
ネット検索をすればそのような記事はたくさん出てくる。

大人たちこそ、現在の教育や今後の教育についてしっかり学び、子どもたちの未来に向けて、自立をサポートする必要があるのではないか。

みなさんの大切なお子さんのためにも、教育について深く考えていただきたい。


参考:モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方

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