あいの里シーズン2
今日は「あいの里シーズン2」というテーマの文章を書きたいと思います。
新しいシーズンの配信が始まったこともあり、少しずつ作品を見ております。
この作品のおもしろさを改めて、新たな視点で分析したいと思います。
コンテンツの中身のおもしろさだけじゃなく、構造的に何がおもしろいのかを学ぶことは自分の為になるので。
まず、大前提として、アラフォー、アラフィフの他人の恋愛なんて、視聴者は全然興味ないんです。
自分の人生にとって全く関係ないことなので。
では、なぜ、こういった恋愛リアリティーショーが人気化するかと言えば、「視聴者一人ひとりがコメント」できるからだと私は思います。
言い換えると、物申すことができる、ということですね。
恋愛は誰もが通る道ですし、また、人それぞれ恋愛に対する考えやアプローチが違うので、他人の恋愛のアプローチ手法については関心を持つ人がいるのは想像できるし、そういったところがウケてるんだろうなぁと思います。
つまり、言ってしまえばこれは「家族や学校、職場でのコミュニケーションの材料」としてはとても良く出来たコンテンツだなぁと思います。
要するに、「雑談のネタ」として機能してるわけですね。
まぁ、20代40代くらいの女性なんかはこういう作品好きなんじゃないかなぁと思います。
あとは、人の振り見て我がフリ直せって言葉があるように、「他人の失敗」がライトに学べる点もこの番組の良さだと思います。
様々なメンバーがトラブルを起こしたり、問題が起きたり、言っちゃいけないことを言ったりするんですが、何がダメなのか、良くないのかなど、田村淳やベッキー、当事者たちが教えてくれますから、それは結構勉強になったりします。
逆に、良いことしたり、素敵な行動を取ってるのも学びがありますね。
そういった側面からのニーズはあるだろうな、と。
あとは、やっぱり、「人は人間ドラマに惹かれる」ことに尽きると思いました。
駄目なところも失敗するのも、嫉妬するのも振られるのも、そして、鐘を鳴らして2人で家を出ていくのも感情が揺さぶられるし、やっぱり、そんな人間ドラマがおもしろいんですよね。
とにもかくにも、売れてるコンテンツ、多くの人が見てるコンテンツはとても学びが多いですね。