ずっと働きながら生きること

ここ最近はFIREという言葉が社会に広まって、40代くらいのできるだけ若い時にセミリタイアし、その後は投資利回りや配当金などで慎ましく暮らす、みたいなムーブメントがありました。

2022年度は株式市場の崩壊などの影響もあって、FIREという言葉は鳴りを潜めた印象があります。

ですが、心のなかでは、はやく会社を辞めて自由にのんびり暮らしたい、と考えている人は少なくないと思います。

では、働かないって、幸せなことなのでしょうか。

たとえば、運良く財産を築けて45歳で仕事を辞めたとしましょう。で、残りの人生は40年~50年くらいあります。

残りの人生をダラダラ過ごす?遊んで暮らす?旅行しながら過ごす?

いや、残り40~50年は結構長いです。
時間を持て余してしまって、暇過ぎてつまらない、と思う人が大半じゃないかと思います。

私は、出来るだけ長く仕事をしていたいなと思います。好きな仕事や得意な仕事を。

サラリーマンとして雇われながらずっと働くのは正直しんどいので、どこかのタイミングで独立を果たして生きていきたいですね。

働いて遊んでいたら、気付いたら90歳になってた、みたいな感じが理想です。

高齢化時代には、ひとつの仕事で一生食っていく、みたいな働き方は合ってないと思います。

それよりも、時代や状況に合わせて変化し、職場や仕事を転々とするような、柔軟性のある生き方の方がよっぽど合ってます。

人生はマラソンと言うくらい遠い道のりです。
ならば、寄り道したり、時には失敗しながら刺激的な人生を送った方が楽しいし、得だと思います。  

自己投資、金融投資、健康投資。

この3つを若いうちからコツコツと積み上げつつ、仕事と遊びに没頭し、それから本当にやりたいことを見つけ、それを死ぬまでやる。

こういう生き方が私は理想です。

FIREに憧れてた時もありましたが、実際、それは幸せではないなと思いました。

ストレスを感じたり、嫌なことを乗り越えたり、成長を実感したりすることも時に人間には必要なのでしょう。

雇われなくてもいい状態になって、その上で自分が好きなことをして稼ぐ、生きていく。

これが究極の楽しさなんじゃないかと今の私は思います。

長く働くとを前提とするならば、無駄に貯蓄する必要もありません。
むしろ、使うべきタイミングでしっかりとお金を使い、経験や知見を高める方がよっぽど賢いお金の使い道だと思います。

人にはその人なりの生き方がありますが、FIREで早期引退はつまらなそうです。

私は人生長いし、いろんな仕事をやってみたいです。

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