M-1ネクスト

今日は「M-1ネクスト」というテーマの文章を書きたいと思います。

昨夜、M-1決勝が行われたのですが、その翌日の本日、「M-1ネクスト」というテレビ番組が放送されてます。

生放送です。

そりゃそうですよね、M-1の様子を振り返るという趣旨の番組なので。
司会は今田耕司さん。今田さんすごい。

番組テーマは「王者誕生までの舞台裏」です。

要するに、M-1の二毛作です。
どういうことかと言いますと、M-1の映像を再編集して、未放送の部分を流したり、芸人から昨夜のM-1のことを聞き出すという、M-1を振り返る、そして、深掘る番組です。

TV局のプロデューサーはこの番組かなり注意深く見てると思います。
もちろん、芸人もたくさん見てるでしょう。
ここに出てる芸人さん達も「この番組でも爪痕を残してやろう」と思っているはずです。

そういった意味で、生放送の翌日に、生放送で前日の番組を振り返るってかなり新鮮だし、おもしろい試みだと思います。
これを企画した人はかなり優秀ですね。
価値をどうやって創造するかをよく理解されている。

個人的に、もちろんM-1もおもしろかったけれど、M-1ネクストもかなり面白いです。

この番組を観てると、「M-1のセットの豪華さ」に気がつきます。相当、華やかです。
おそらく、こういった映像の再編集や映像配信、DVDの発売を見越してのことでしょう。
この辺の「投資」も素晴らしい。

それと、松本人志さんを始め、各審査委員の本質的で鋭いコメントはおもしろいし、学びも多い。

漫才の構造への賞賛コメントや惜しかった、残念だったポイントの共有など、厳しくも、温かいコメントがたくさんありました。

いや〜、芸人さんって、一般の人たちとは掛け離れた発想力や奇抜さを持っているのにも関わらず、それでいて、しっかりした意見を言える頭の良さも持ってて、それも含めておもしろいんですよね。

馬鹿じゃ、お笑いの世界でのしあがることは出来ません。ですが、賢いだけじゃダメなのも芸人の世界でしょう。

令和ロマンをはじめ、M-1に出てきた芸人さんたちを見る機会が来年は増えるでしょうから、かなり楽しみです。

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