366日
今日は「366日」というテーマの文章を書きたいと思います。
昨夜、妻と2人でこの映画を鑑賞してきました。
HYという2000年結成の沖縄のバンドがいて、その代表曲でもある「366日」という歌の歌詞をベースとして映画が製作されてます。
沖縄の美しい海と空、そして、心地良いHYの歌が劇中に流れます。
「366日」のアンサーソングとして製作された「恋をして」も美しいメロディーとして作品に登場。
素敵な純愛ラブストーリー作品ですね。
25年前からHYを知ってる私としても、懐かしい歌という要素もプラスし、すごく心に染み渡るグッとくる映画でした。
3回は泣いたと思います。
映画の宣伝で「号泣」という文字が使われることがあると思いますが、まさに、号泣するひとがかなり多いんじゃないかと思うほど、大変素晴らしい作品です。
愛の形には色々あると思いますが、この作品は、愛する人のために自分は何をすべきか、どういう言動を取るのが正しいのか、それをそれぞれの登場人物達が互いにとってるため、作品全体がものすごく「愛」に満ち溢れており、最終的には、愛を超えた人間の素晴らしさまでが描き出されている作品だなぁと個人的には思いました。
ただの恋愛映画じゃなくて、人間とは、人間の理想とは、そういった哲学的なものすら観衆に訴える力を持った作品だと感じました。
また、沖縄と東京を舞台に、時系列が複雑に絡み合いながら物語が進んでいくんですが、これをしっかりと追っていきながら映画を観ていると、ものすごく感情が揺れ動かされます。
逆に言えば、こういった「複雑な時系列」を用いてるからこそ、それぞれのキャラクターが持つ「愛や恋愛感情の気持ち」がくっきりと分かり、ものすごくそこで心が動かされるんですよね。
みんな、自分の幸せや愛する人の幸せのことを考えて行動するんですが、だからこその人と人との葛藤が生まれるわけで、その葛藤を映画を観てるこちら側も疑似体験できるのはいいですね。
とにもかくにも、HYの歌を劇場のフルスクリーンの映像とともに体感できるのは極上の体験だなぁと思ったのと、こういった時代をつくったアーティストの歌詞をもとにつくった映画はこれからも流行るだろうなぁと思いました。
とにもかくにも、やっぱり映画って良いよなぁと思えた、大変素晴らしい作品でした。