東京ブラックホール 魅惑と罪のバブル
今年、NHKで放映されたこの番組をオンデマンド視聴した。
「東京ブラックホール〜魅惑と罪のバブル〜」
山田孝之さんが日本のバブル期にタイムスリップし、そこで当時の「バブルに生きる人たち」を見たり、彼ら彼女たちと関わったりすることでその時代の空気や雰囲気、そして、実態を伝えてくれる。
アラフォーの私としては、ちょうどバブル期に生まれたので、当時の日本の盛り上がりは肌感覚としても全く分からない。
今になってみれば、当時はバブルだと分かるけど、その渦中にいる人々はそれに気付かないものだよね。未来はいつだって分からないもの。
この映像からは、当時の浮かれた人々の様子やバンバン土地が値上がりしたり、株価が最高値を更新し、世界時価総額ランキング50社の中で日本企業が30社以上も名を連ねるといった、イケイケだった日本が描かれていてハラハラするし、とても刺激的である。
アッコちゃんという、当時、多くの男たちが夢中になった女性が出てくるが、おそらく50代か60代だと思われるが、とても美しい。
当時、彼女に夢中になった人が大勢いたというのは納得だ。
彼女は、当時出会った大金持ちと結婚していて、いまでも豊かな生活を送っている。
彼女は言う、「あれは祭りだった」。元気だった人が次々と消えていった、と。
バブルで良い思いをした人、それをただただ遠くから眺めていた人、バブル崩壊で大変な目に遭った人など、まさに、バブルに踊り、バブルに踊らされてた当時のことがよく分かる動画だ。
日本においては、もう2度とバブルは味わえないと思うけれど、当時のような活気を肌感覚として味わいたいなぁと思った。
しかし、世界のなかではこういった急激に成長する国や地域というのは確実にあるので、そういった所に旅行に行ったり、投資をしてその恩恵を受けたりなど、間接的にバブルを味わうことは可能だと思うので、そういった形で関わりたいなと思った。
停滞感が漂い、暗いニュースが多い日本だが、少しでも日本を明るくするためにお金を稼ぎ、そして、使いたいなと思う。
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