テスラ、450万円の完全自動運転車「サイバーキャブ」 26年発売
今日は、テスラ、450万円の完全自動運転車「サイバーキャブ」 26年発売というニュースについて個人的な感想を書きたいと思います。
Xを眺めていたら、Teslaの自動運転車(サイバーキャブ)や自動運転バス(サイバーバン)の写真や動画がどんどん流れてきます。
XとTeslaのCEOは同じイーロンマスクからなのか、Xの投稿や盛り上がりがすごいです。
さて、これがすごいところは、「完全自動運転」というところだと思います。
つまり、ハンドルを握る必要がないってことです。いやいや、そもそもハンドルは付いてないそうです。
そして、充電も非接触充電で自動で行われ、清掃も自動でやってくれるサービスを予定しているそう。
また、来年には、既存のTesla車にも完全自動運転システムが実装されるらしく、これはTeslaユーザーは楽しみでしょうね。アメリカの一部の州で、完全自動運転車が走行する時代がもうすぐそこまできてます。
これって、Teslaもすごいですが、こういった新しい技術や既存の業界や慣習をぶち壊すようなテクノロジーを受け入れようとするアメリカも素晴らしいと思います。
日本じゃ絶対に無理でしょ。
おそらく、日本では、アメリカで自動運転車が普及し始めて数年後くらいから検討されはじめて、アメリカに遅れて10年-15後位にやっと完全自動運転車が走り始める、みたいな感じだと思います。
個人的に、自家用車が自動運転車になれば、どこにだって行けるし、クルマのなかで寝てたり、ゲームしたり、スマホをイジってたりすることもできるので、すごく便利だと思います。
イーロンマスクは事故は今の10分の1以下に減るだろうと言ってます。
本当に劇的に事故が劇的に減るなら素晴らしい。
事故が0になる、なんてことは言ってないところもひとつのポイントだと思います。いくらなんでも事故0なんて世界が実現するなんてあり得ません。事故が劇的に下がるだけでも非常に大きな成果です。
さて、タクシーやバス業界からすれば、突如、外野から敵が現れた感じでしょうね。
出版業界にAmazonが殴り込みをかけてきた!
みたいな感じだと思います。
それだけじゃなく、日本の基幹産業でもある「自動車業界」そのものにとってもこれは危機的な動きでしょう。
つまり、iPhoneという黒船にパナソニックやNEC、富士通などが崩壊させられたような動きが今後20年以内に自動車業界で起きる可能性があることです。これは大変です。
Teslaもアメリカも自動運転車やシステムを自国で広めて実績を出せば、「他国に売り込める」という計算があるからこそ、どこの国よりも早く導入しようとしてる部分があるんだと思います。
ってなことを考えれば、イーロンマスク氏がトランプ大統領候補に擦り寄ってる意味も薄らと見えてきますよね。
彼は自分のビジネスを有利に働かせるように、合理的に行動してる訳ですね。
とにもかくにも、自動運転車が普及する世の中にはやくなってほしいなぁと切に願います。