TSMC 世界を動かすヒミツ
今日は「TSMC 世界を動かすヒミツ」というテーマの文章を書きたいと思います。
週末は雨で、カフェ併設の本屋さんにきました。
2023年夏に発売済みのこの本を手に取って読んでます。2章目まで読み終えました。
TSMCや半導体のことは詳しくありませんが、そんな私でもすごくおもしろく読めてます。
スマホなど生活に欠かせないハードウェアには半導体がすべからく使われてるし、また、次の産業と言われてるAIやEVなどにもそれは欠かせないと言われてます。
そんなありとあらゆるものに欠かせない半導体。そのコアとなるチップを台湾のTSMCが製造してるんですね。工場なのでファウンダリーとも言われてます。
世界最先端のチップを作ってて、TSMCでしかつくることが出来ない微細なチップをつくれるからこそ、今をときめくApple、NVIDIA、Teslaなどから仕事を引き受けられたいるそう。
熊本につくられたJASMのチップはSONYのイメージセンサーを造ったりして、それはAppleのiPhoneなんかに組み込まれるそう。
つまり、AppleやSONYのお陰で熊本や日本はその恩恵を受けてるわけですね。
「TSMCはビジネスモデルが強み」って言われてて、以前はドラムなんかをつくってた時代もあったそうですが、いまは「製造」に特化してるそう。
そこがライバルの韓国メーカーのSamsungなんかと違うところで、製造に特化しているからこそ多くの取引先から安心して仕事を任せられて、信頼を得ているそう。そのチップの製造をとことん極めているところが大きな強み、だと。反対にいうと、そこがSamsungの弱みでもありますね。
いま、中国が台湾の周りで船でまわったりしてますが、台湾有事が起こったらほんとに大変なことになりますね。
Apple、NVIDIA、Tesla、Qualcomm、ブロードコムなどの仕事にも多大に影響しますから、これは世界経済にもものすごく大きな打撃になってしまうでしょう。
とにもかくにも、この本を読めばこの会社の強みがハッキリとわかります。
20年は安泰だそうなので、株を保有するのもアリかな?とか思っちゃいました。
この本、マジでおもしろい。
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