家、ついて行ってイイですか?が人気がある理由
テレビ東京の人気番組のひとつ「家、ついて行ってイイですか?」がおもしろい。
もう、何年も前からこの番組は放送されているのですが私もずっと昔から見ています。
そして、昔も今も番組(コンテンツ)のフォーマットは変わっていません。
「タクシー代を払うから、家、ついて行ってイイですか?」というとてもシンプルなものです。
そして、家について行って、「取材者の人生を掘り下げていく」ことで「視聴者に共感や驚き、そして感動」を与えます。
それがこの番組のコンセプトであり、見どころです。
そして、この番組が支持される・人気の理由ですが、おそらく、こういう所じゃないかと個人的に思うことを書き綴ってみたいと思います。
まずは、他人のリアルな人生や生活、価値観に触れられる、というのがあると思います。
私も番組を見てて毎回思うのが、つくづく色んな人がいるもんだなぁと思います。
真面目な人、デタラメな人、変な人など、ホントに多様な人が出てくる、出てくる。
取材を受けるくらいですから、そもそも個性的な人が多いというのがあると思います。
つまり、この番組では、自分とは全く違う生き方、生き様をしている人達を垣間見ることができ、それが視聴者の知的好奇心をくすぐったり、刺激をもたらしたりするんですね。
また、家になにがあるか、どんなものが置いているのかも非常に興味関心を引くところです。
ここでも、取材対象者の趣味趣向や何に重きを置いているのかが露呈してて、透けて見えて、それが楽しいし、おもしろいんですね。
そこには、自分では絶対に買わないもの、なんでそんなものがあるのとツッコみたくなるもの、反対に、うわぁ、これ欲しい、買いたいというものなんかも出てきます。
そういった所もこの番組のおもしろさのひとつだと思います。
あと、それぞれの人生には必ず起伏があって、それに感情移入してしまうんですね。
辛い出来事や素敵な話など、視聴者の喜怒哀楽を揺るがすような話が次々と出てきます。
そこでは、自分の当たり前が他の人にとっては当たり前じゃなかったりする、というようなことを目の当たりにして、それがとても興味深かったり、それぞれに色んな苦労や辛さがあるんだな、といったことが学べたりします。
そういったい意味では社会や道徳を学べるという側面もあるんですね。なので、子どもから大人まで見てておもしろい。
とてもシンプルな番組ではありますが、そんなところがこの番組がウケてる理由のひとつなんだと思います。