Netflix FYRE:夢に終わった史上最高のパーティー

今日はNetflixのドキュメンタリードラマを鑑賞しました。

2019年に配信された、「FYRE:夢に終わった史上最高のパーティー」です。

ハバナのビーチリゾートでセレブやインフルエンサーを呼んだパーティーがあると喧伝した詐欺の話です。

タイトルの通り、夢に終わった史上最高のパーティーということで、実際にはパーティーは行われませんでした。

このドラマを見て思ったのは、これは騙される人がいてもおかしくないだろうな、ということ。

これ、タチが悪いのは、主催者のトップ1人はおそらく最初から詐欺を企んでいたと思われるが、その周りのスタッフはホントにパーティーを主催しようとしていたところだと思います。

つまり、主催者側のトップが味方を欺いていた、もしくは、開催できる見込みが目処が立っていない状況下でパーティーの開催を推し進めた(お金を集めた)ところが悪質だなと思いました。

また、セレブやインフルエンサーも自身のSNSを通じてパーティーの宣伝をしたりしてたそうです。実際にパーティーが開催されるかどうかハッキリとした情報が分からない状況下で。
意図せずに、詐欺に加担していたということですね。
別の言い方をすると、主催者側がセレブやインフルエンサーの信用力を使ってパーティーの宣伝をしていたということです。

そして、主催者は、ハバナの綺麗な砂浜やビーチ、そして、パリピが楽しそうにしている写真を「上手に加工して」、それをパーティーの宣伝に使ってたんですね。

何もない島だけど、写真では豪華な宿や設備がある煌びやかな島に様変わり、といった感じで。

そういった宣伝に騙されて島に来た人が数千人いたそうです。ものすごい人数ですよね。

しかし、よく調べたら、この島にはそんな人数が呼べるほどの水道やトイレなどのインフラが整ってないことくらいはすぐに分かってたそうです。
でも、いちいちそんな事調べないですよね。 

やはり、今回このドラマを見てて思ったのは、どんなことでも少しでも怪しいなと思ったり、何か新しいことにチャレンジする際は、ネットで色々調べた方がいいなと思いました。

また、こんな形の怪しいビジネスに加担してしまったら、犯罪者として罪を償わなきゃなくなるし、また、自分自身の信頼や評判に大きな傷がつき、それは取り返しのつかないものになるな、と感じました。

パーティーという人間の欲に根差したようなサービスには裏がある、くらいの気持ちで考えておいた方が良いかもしれません。

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