忍び寄る地方の人手不足
昨日、仕事で大分に行ってきました。
大分市内ではなく、田舎の方です。
ちょうど昼頃に着いたので、お昼ご飯を食べようと地元のファミレスに行きました。
「ジョイフル」という九州ではわりと有名なファミレスですね。
外からお店のなかを覗くと、店内は真っ暗だったんですね。様子がおかしいと思っていたら「人手不足のため休業します」との張り紙が入り口にありました。
人手不足というのは、文字通り、人が不足している状態のことを言います。
人がいない、集まらないという状況ということです。
これって、深刻なことですよね。
人口が減ると、お店の数も減ります。そして、お店の数、つまり、職場が減ると、その地域からまた人が出て行きます。負のループです。
結局、生き残るのは、一部のコンビニだったり、スーパーだったり、限られたお店になるんだろうな、と思いました。
そうなると、その街には外から来る人も減ります。となると、その街の活気はどんどん失われていきます。
文化も消え、街はだんだん寂れてしまいます。
とても悲しいことではありますがそれを防ぐことは簡単に出来ることではありません。
地方の方々は地元が元気なうちに「過疎化対策」を考えおいた方がいいと思います。
誰か外からそういうものを一緒に考える人を招いても良いと思います。
また、人が増えている自治体などもありますので、そういった自治体に足を運んでその理由を街の人に聞いたり、自分達でそれを考えてみる、というのも良いと思います。良いところ、真似できる所はどんどん真似したら良いと思います。
大分に行って感じたことは、地元の人にしか地元は守れない、ということと、一度、人が流出し始めたら、それはなかなか止まらないんじゃないのかな、ということです。
こういう状況がこれから日本各地で起こると考えると辛くなりますが、前を向いて出来ることをやっていくしかないですね。
お互い頑張っていきましょう。