地上波に出られなくなった俳優はNetflixで息を吹き返す

今日は「地上波に出られなくなった俳優はNetflixで息を吹き返す」というテーマの文章を書きたいと思います。

ここ最近のNetflixドラマはとても面白い。

ここ最近、Netflixで「地面師たち」「極悪女王」を観ました。

どちらの作品も大変おもしろく、一気観しました。

そのなかで、キャスティングの素晴らしさを両作品から感じ取ることができ、やはり、ストーリーもさることながら、俳優さんが果たす役割もとても大きいなぁと思いました。

具体的には、地面師たちのピエール瀧さん、極悪女王の唐田えりかさんです。

どっちも、数年前に大きなスキャンダルがあった俳優さんです。

大きなスキャンダルがあって、テレビ界から干されたり、起用されなくなっても「実力がある俳優」であればNetflixで仕事ができます。
つまり、力がある俳優さんはテレビ業界に依存する必要がなくなったとも言えると思います。

なぜ、こういった「問題があった俳優さん」を起用出来るかというと、地上波とは違ってスポンサーに配慮する必要がないためです。
視聴者からのイメージとかも全く考えなくて良いんですね。

むしろ、テレビに全く出ることが出来なくなったからこそ、いち視聴者としてNetflixでそんな俳優さんを観てみたいという欲が出てくるし、また、俳優さんからしたら、「Netflix」で全力で仕事をしないと役者として食べていけないから必死で演技をする。その熱意が素晴らしい演技を生むし、それを分かってて監督はそんな俳優さんを起用する側面もあるのでしょう。

そして、Netflixは「報酬」がものすごく多いらしく、俳優さんからすればNetflixはかなり魅力的なプラットフォーマーってことなんだと思います。

つまり、俳優さんからしたら「選択肢が増えた」わけだし、そして、地上波では放送出来ないような作品で役を表現できるようになったわけですね。これはとても素晴らしいことだと思います。

スキャンダル一発退場で、いきなり仕事が無くなってしまうとか、かなりキツイでしょう。

そういった意味では、アマプラとかYouTubeとかも俳優さんの味方ですよね。
そういったプラットフォームはグローバルだから、ヒットしたら大きな収益が見込めるし、名前や存在を売ることもできます。

ほんと、俳優さんは「グローバル」を意識して仕事をする時代に入りましたね。

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