東大8年生 自分時間の歩き方 タカサカモト
今日は「東大8年生 自分時間の歩き方 タカサカモト」という本を読んだので、その感想を書きたいと思います。
東京FMの放送で毎週土曜日22時に放送されているドリームハートという茂木健一郎さんがやられている番組があって、そのPodcastを聴いていたら、この本の著者がゲストに出ていて、とても話が興味深く、おもしろかったので書店に行って彼の本を手にとって読んでみました。
この本、とても面白く読めました。
20代30代の男は結構楽しんで読めるんじゃないかなぁと思います。
鳥取という田舎で暮らしていた著者が東大に入り、そこで、人生を変えるようなひとりの教授と出逢って、そこから人生が変わっていくという話しです。
簡単にまとめると、そんな話なんですが、メキシコでタコス料理屋をやったり、ブラジルで仕事探しをしたり、ネイマールに憧れて、実際に彼のマネジメントや通訳をやったりと、彼の発想力や移動距離、行動力は目を見張るものがあります。
なぜ、彼がそのような行動を取るようになったのか。
それこそが、彼が東大で出逢ったひとりの教授の言葉がキッカケとなっております。
彼の著書の前半の方でこの教授との出会いやそのときに教授が放った言葉などが出てくるのですが、その一つひとつの言葉が深くて重いんです。そして、哲学的であり、美しい。
また、メキシコやブラジルの人たちの文化や気質なんかもこの本を通じて薄らと理解できるのも良い。
彼の話や本の内容が面白かった背景には、彼が自由気ままに、そして、とても素直に自分の感情に従って生きてる、というものがあると私は思いました。
自分の頭で考えて、自分の意見を持って、生きていって欲しい。
大学の教授から言われたこのような言葉を胸に秘めて彼は行動しているようです。
いや、ほんと、感情に従って生きるのは大変だと思うけれど、地球の裏側のブラジルに行ったり、ネイマールと一緒に仕事をしたりと、やりたいことを愚直にやっていてカッコいいなと思いました。
それと、自分の言葉を持っているところも素敵だなぁと。
ドリームハートって、たまにこういう面白いゲストが出るから好きなんですよね。
Podcastで一気にまとめて聴けるのもよいです。