#8 藤原さんの「必ず食える1%の人になる方法」を読んで(その2)
藤原和博さんの「必ず食える1%の人になる方法」の続きです。
100人に一人の人材を3つ分野でなれば希少価値と認められる100万に一人になれるというお話で、100人に一人になるには、パチンコしない、通勤時スマホゲームをしない、月一冊本を読むという基本となる3つの条件に、あとの4つの条件を4つの分野に分けて説明されています。そこで、私が気になった部分だけ紹介します。
日本人が大好きな「 正解主義」「 前例主義」「 事なかれ主義」
正解主義は由々しき問題とのことで、”正解がありそれがたった一つだけ”という教育をやっていることがだめ。納得解を見つけることが大事とのことです。
そこで、新聞記事で拝見したことですが、コロナ対策で有名になった台湾のIT大臣のオードリータンさんは、小学1年生で1+1=2という正解に納得いかなく、2進数なら10ですよ。と先生に質問して、いじめられて不登校になったそうです。極端な事例ですがそういう事だと思います。その後、アップル役員になって、大臣になっているので、二つの分野だけでも、かなり希少価値の高い人材だと言えます。
読書で教養を身に着けることが大事
本を管理するのが大変になるので、筆者の藤原さんは、月1冊以上本を買って読んで、近所の図書館に寄贈するそうです。また読みたくなったら図書館で借りればいいという発想です。
ちなみに、私はキンドルアンリミテッドで電子図書を読んでいます。
1 万 時間 で 1%のプロになる
まずは 自分がこのスキルや技術でプロになるという分野をひとつ決めること です。そして、 その分野に1 万時間を投じて練習します。1 万時間をかければ、 どんな人でも、 どんなことでも、必ずプロレベルに達することができます。
これは賛否両論はありますが有名な法則です。週5日を8時間で約5年かかるので、普通に会社の業務なら、8年~10年ぐらいかなと思います。これを短時間(寝ずに)で実現させたのが、テスラのイーロン・マスクで、少し変人なところがあるので参考にはならないとは思いますが、石の上にも3年なら、一日10時間毎日やれば3年となります。
私も、プログラム設計として10年ぐらい、リーダー・マネージャーとして10年ぐらいで、以降は成長が止まっている感じです。
ちなみに、リーダーとマネジャーの違いで、最近読んだ本で気に入った説明があったので紹介しておきます。
リーダーは”正しいことをする人”で、マネージャーは”正しくする人”です。マネジャーは先ほどの前例主義、決まったことを正しくするに近い雰囲気ですかね。
以上