とあるサポの惚気:”守護神”という沼
この記事の要約:小島亨介選手PK止めたよヤッターーーーーーー!!!!!
私がサッカーにはまったのは割と最近…と書き出すつもりだったが10年以上たっていることに気づいたのでこのくだりは一回保留とする。
サッカーを観始めたきっかけは南アフリカW杯。GKの川島選手が大活躍していたのを記憶している。そのあとアジアカップを経てアルビレックス新潟の無料券を手に入れて初の現地観戦をした私は、そのあとずぶずぶと沼にはまっていくことになる。
この沼で気づけばはまっていたのは、『守護神』GKの沼だった。
東口選手が2013年の躍進を支えたというのは間違いないだろう。サッカー=イツマデタッテモ=ヨク=ワカラナイなのでプレーへの詳しい言及は避けるが(出来ないが)、私は東口選手のバネがある伸びやかなセービングがとても好きだ。
東口選手が好きだからこそ、いや、まぁ、そうでなくともおそらくサッカーを観ている人は一回感じたことがあるだろう。GKの難しさというものを。
GKは特殊なポジションだ。出場するのは大抵一人きり。その「大抵」が崩れるのは、アクシデントがあった時のみ。第〇GKと呼ばれる『控え』の彼ら・彼女らは、どうやってチャンスを掴み、正GKになっていくのか。一人一人追っていくだけで夏休みの大作自由研究に出来そう。
現在アルビレックス新潟の正GKを担うのは小島選手。大分トリニータさんから所謂レンタルだった彼が完全移籍で来てくれただけでなく、去年から一味も二味も成長しているのが見えて、それだけで泣きそう。泣いてる。涙腺ゆるゆるオタク。
8/27、アウェーグルージャ盛岡戦。
そんな彼が、PKを止めた。おそらくサッカーを観(以下略)。PKは基本止められないものだ。
正直な話、失礼だが、PKの判定が決まった瞬間、(該当ジャッジングへの言及は今回割愛しますが………うん)「ああーーーー……駄目だ…」と思った。大変失礼ながら。
コジはPK止める印象がなかった。正直。申し訳ないが。いつも反応は出来ているが、届かない。そんなイメージ。
そんな彼が、PKを止めた。(2回目)
声出し応援可だったら迷わずコジの名を叫んだだろう。心の中では五体投地だ。感謝感激。天才か?天才だ!!!!!!!!!!!!!!!!
This is 守護神!!!!!!!!
その直後、1点目が決まる。
守護神が魅せた意地が、間違いなくチームを押し上げた。
その後押しこまれる展開がありつつも、追加点を決めチームは2-0で勝利。
これでコジの神ユニじゃなきゃいつ神ユニなんだ?いや今だ(反語)
まぁ神ユニ買えなかったんですけどね……。でもみんな待ってたってことだね!うれしいね!!!!!
どうしても蠱惑的な(エロい、と言われるような)シュートや切り裂くようなドリブル、劇的なスコアラーに目が行ってしまうことが多いが、改めてGKというポジションの魅力を実感した夜だった。
ダイレクトの鋭いシュートをストップし、ハイボールをのけぞりキャッチし、敵FWにプレスをかけられながらも、攻撃的意図を持ったフィードを配給する。
GK、めちゃくちゃかっこいい。
これからも守護神から目が離せない。
(ただし活躍しなければそれはそれでいいというのもあるので、やっぱり難しいポジションだよなぁ)