
【3-1128】観にいらしてくださいませ
【このnoteを開いてくださった貴方へ】
こんばんは、要小飴と申します。
関西にある遊気舎という劇団の末席に身を置き、演劇に勤しんでいる者です。平日昼間は保育園の先生をしています。 このnoteは、そんな私が日々の所感を記録しながら、自分の思考を再確認したり、自分なりの表現を探したりする、そんなものにしたいと思っています。
お疲れ様です。
要小飴です。
今日はいつもとちょっと違う語り口で書こうと思います。遊気舎の公演のことを書くからです。
いつもと同じで素直な素直な気持ちを書くつもりですが、やっぱり宣伝したい気持ちが大半を占めているので、そうすると、いつもの文体だとちょっとね、あれなので。
来週の金曜日から、大阪・日本橋にあるインディペンデントシアター1stで私が所属する団体、遊気舎の本公演があります。『来い、濃い、恋。』『去りゆく誰かは』『シーボーズ』の短編三本立てです。



色濃くなって、渋くなりました。
最近、公式SNSで、台詞を引用した作品紹介のようなものを出しました。
遊気舎vol.53『コサシーズ〜小差し出ず短編たち〜』
— 遊気舎_公式 (@yukisya_theater) November 26, 2023
#1『来い、濃い、恋。』
-舞台はどこか地方の駅のホーム、夜。
「来ませんよ。」
「は?」
「電車、来ませんよ。」
「何笑ろとん?」
「笑ろてない。」
「まあ、風邪ひかないように。」 pic.twitter.com/hHNkHooaoB
#2『去り行く誰かは』
— 遊気舎_公式 (@yukisya_theater) November 26, 2023
-舞台はとある病院の待合。
「…私は元気やで、歳はとったけどな。」
「これだけは一緒に背負ってな。」 pic.twitter.com/wkTMVb9flE
#3『シーボーズ』
— 遊気舎_公式 (@yukisya_theater) November 26, 2023
-舞台はマンションのルーフバルコニー。
「違うかな、今のん?」
「あぁ、見てなかった。」
「見とけ〜。」
「あかん、すぐにタンスに入れて、そのままになってまうんやから。」
「いや、すぐ使うから。」
「ありがとう。」
「来てくれてありがとう。」 pic.twitter.com/rUMyzWxaRP
宣伝するにあたって、あらすじみたいなものがあったらいいのだけれど、あえて、実際に本にある台詞を抜き取って、想像してもらえたらと思っています。
私は座長の書く台詞が好きなんです。何気ないけれど、心地の良い温度のある台詞。だから、大事にしたいのだけれど、稽古で気が焦って違うことを口走って落ち込むこともしばしば。未熟ゆえですね。
面白おかしい話ではないけれど、三本通して観たときに、最後にすっと誰かのことを思うような作品かなと思います。寒いからこそ繋いだ手のあたたかさがわかる、みたいな、冬の夜空が似合う作品です。今年の締めくくりにふさわしい、と私は思います。
ぜひ、観にいらしてくださいませ。
☆★☆★☆
遊気舎vol.53『コサシーズ〜小差し出ず短編たち〜』
「来い、濃い、恋。」
「去りゆく誰かは」
「シーボーズ」
作・演出 久保田浩
2023年12月8日(金)〜10日(日)
【開演時間】
12/8(金)19:30
12/9(土)13:00 / 17:00
12/10(日)13:00 / 17:00
(受付開始および開場は開演の30分前です)
【会場】
インディペンデントシアター1st
(大阪府大阪市浪速区日本橋3丁目3-19 )
【料金】
[一般]前売り3500円
当日 3800円
[学生]2500円(前売・当日共通)(要証明書)
☆全席指定
☆半券割あります!
遊気舎vol.47〜52のチケット半券を受付にお持ちのお客様はそれぞれの料金から200円割引になります。
【要小飴取り扱い窓口】
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