手帳で人生を計画する 〜本当に書いてるとおりに人生が変わってきた話〜手帳というツールの工夫について~
とにかく書くという習慣をつづけてきています。
そういう面では、スケジュール管理も手帳、情報管理もノートというやり方はその習慣だからやれることでもあります。
朝のモーニングページ、システム手帳の行動管理、メモ魔ノートの思考整理等、常に「書く」という動作が、私の一日の中心になってきました。
そして、思い起こすと、書きだすことで、ずいぶん人生が変わったんだなと実感できています。
1.3年前に手帳セミナーを受講したときの5か年ビジョン
愛用のシステム手帳ですが、一時期、普通のノート型の手帳を使用していました。手軽でいいですからね。
ちょうど3年ほど前になるでしょうか。
手帳を使うならば、自分の行動管理と将来計画を入れ込まないと、日々、他者に時間を奪われてばかりいることに危機感を感じてきたわけです。
そして、YouTubeで見つけた(出会った)この方の動画を見ていて、かつて読んだ「7つの習慣」を多く取り入れた日々の行動をしようと思い立ち、またシステム手帳生活へと戻ったのです。
オンラインセミナーで、自分の役割、優先順位の整理などの作業をしたなかでたてた5年の計画が下の写真。
今も、手帳に挟み込んで、時々見ます。
2.何が実現して、何が変わったか
今更ですが、驚いています。
ちょうど、51歳のときにたてた計画で、私は今54歳です。
特に、ビジネスの分野。
「銀行から企業へ転籍、経営参謀の仕事をしている」
これは、本当にそうなってしまいました。
がんばって、がんばって、転職先を探したというわけではなく、自然なめぐり合わせとタイミングでした。
そして、決意と行動。
まさに書いていることを見直しながら計画して行動してきた中で、自然なめぐり合わせのようなものが発生した結果です。
不思議なものです。
反対にプライベートの方を見ると、読書や登山を楽しんでいるのは、まあそうですが、「体重が70キロ」これは「何言っているの?」っていうレベルです。
手帳で体重管理はしてきませんでしたから。
やれないことはなかったと思います。
仕事中心の行動計画にしている結果ですね。これが。
そして、この気づきが、このあとの来年の計画に活かしていかねばなりません。
愛用の手帳です。
手帳アドバイザーの高田氏のおすすめ通り、手帳サイズをA5にしてリングをできるだけ大きいのを探した中で、まあこれば無難かなと選んだシステム手帳です。
本当は、毎日使うもの。
妥協せずに、いいものを。自分が本当に気に入ったものを使いたいという希望はあります。
このあと、例えば来年の目標達成記念、ご褒美に「システム手帳の新調」なんかを掲げて取り組むのもありですね。
3.現在の行動管理のツールたち
システム手帳は、中にどんなリフィルを使うかで、活用の効果も、使用者の満足度も、違ってくるものだと思います。
ここでは、私が取り入れているツール(書式)を紹介します。
正直言って、私は今、年間計画というものを持ち合わせていません。
3年前に書いた5年計画を眺めながら、今月やることを羅列した月間計画をもとに、週間計画に落とし込んで、それを見ながらデイリーのスケジュールをたてるというやり方です。
最近は、それでは実現性が高まらないとも感じてるわけです。
①3か月計画
10月から始めて取り入れた「3か月計画」です。都度見直しながら進行するツールなので、エクセルで作成して、更新するようにしています。
これを、Googlekeepに入れて、外出先でも職場でも自宅でも更新できるようにしています。
この三か月計画はとても重要です。
5年のビジョンがあれば、ビジョンに向けた1年間の計画があります。
しかし、ビジョンや1年間の計画は、いわゆる抽象的なわけです。
しかし、当月計画ではあまりにアクションが細かすぎて、その計画の大儀が見えなくなる傾向があります。
なので、「毎月、毎週レビューをしながら」3か月スパンでの施策のPDCAをしていくことは重要なわけです。
こちらは、取り入れたときに書いた記事です。
②週間計画と月間計画
一転して、週間計画と月間計画は、既製品のリフィルを使用しています。
そして、その余白に写真のような「枠判」を押して書式にしています。
中身は全部手書き、そのときの気分で万年筆とインクを変えて飽きないように、楽しむように工夫しています。
基本、人に見せるためのものではないので、字もかなり雑です(たまに自分で読めなくなります 笑)。
週間計画のリフィルは、時間軸が、6時~6時の24時間区切りというのが魅力です。朝活の予定も入れれますから。
ですが、最近、早朝の枠、深夜の枠は使用せず、「血圧、体重の数値」、「1週間のレビュー(成果、反省、継続)」の欄に加工して記録するようにしています。
それを元に次の週の計画をたてるわけです。
こうしてみると、「どうして断酒ができないのか」「飲酒した日は朝活できない」とか、「夜ジムトレーニング行けば、翌日の朝活が完璧」とかの傾向がわかってきます。
だからといって、無理に行動を矯正したりはしませんが、ある程度、今後の予測をした中で行動できるので、機会を逃さず楽しむことや、逆に節制に気づくなどの効果を感じています。
4.実際、毎日続けてきて何が楽しいか
現在のタイムスケジュールとしては
3:30起床~モーニングページ~ジムトレーニングorウォーキング~シャワー身支度~手帳計画~6:20出発~
という流れです。そのときどきで、手帳計画の時間は出勤直後だったりします。
朝に、デイリーリフィルの新しいページ(見開き)に日付を入れて、一日の計画をたて、今日の「格言」のようなものを記載してから1日が始まるのは気分がいいです
デイリーリフィルはこちらです。
このリフィルは以前も記事にしていますが、「手帳の教科書」の高田晃氏が公開している書式をそのまま使っています。
「マイ手帳倶楽部」という有料会員になると、もっと使える書式が増えます。
ほんとは、会員になって、手帳活用をもっと深みにはまりたいのですが、いかんせん会費が・・・
セミナーや交流会等もあるので、それに行けるようなら決して高くはないと思うのですが・・・
これが地方遠方に居住するものの、デメリットですね。
よく、「動詞だけでなく動作に落とし込む」と言いますが、毎日のことを自分の手を使って、気に入った筆記具で、気に入った紙(手帳やノート)に書いていくことは、満足感とやる気につながっている実感があるので、おすすめです。
そして、写真にもあるように、やったことややれなかったことに、自己評価をすること、タスクを消化することが「見える化」しているのは、ストレス解消にもいいです。
それに、カフェで手帳の作業をしていると、なんとなくかっこいいような気がしています。
5.意外に高いシステム手帳のコスト
この季節、noteでも、動画サイトなどでも、手帳好きの方々が「今年はどんな手帳を使うか」のような投稿が増えます。
私も、いま、作業中ですが、さきほど紹介した手帳リフィル等、結構、お金がかかります。
既製品の手帳なら、1500~2000円といったとこでしょうか。
ほぼ自作のシステム手帳でも、そのリフィルは既製品は意外に高くつくのです。
デイリーリフィルは自分で印刷しますが、その用紙代も含めても(デイリーの記載をするということは1日1枚使うから)年間5千円はオーバーします。
それでも、手間をかけてシステム手帳で自分だけの「行動管理ツール」を整備することはかなりの価値があります。
それに、毎日使う自分のツールだと考えると、システム手帳そのものも、高価でいいもの、長く使えるものを選んで、損はないと思います。
それに、ここに書いたように、手帳で人生を管理して本当に変化が現れました。
あまりに安い投資だと思います。
そう考えると、「マイ手帳倶楽部」もそう高くはない投資だと思えてきました。