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万年筆を買ってしまいました。(日販 フォンテ クリアグリーン)

海外万年筆の沼を彷徨いながら、情勢悪化や為替変動も鑑みた中で足元の国産を歩いてみようという気持ちになっています。

そうして、今回買った「日販 Fonte」は、初使用ながらも十分コスパ以上の満足感を与えてくれました。
さすが、日本製。このあとの沼淵を彷徨う旅にもはずみがつきました。

1.まずは、Kakunoのレビュー。ペン先選択を誤ったようだ。

絶賛されていたKakuno。前評判通り、初心者には特に扱いやすい万年筆だと思います。使用感としては申し分なし。

ただ、好みと使用の目的によっては、ペン先は気を付けたほうがいいです。
極細、あまりに極細でした。しかし、極細なのに掠れない、ムラがない、これが千円程度の廉価万年筆とは、日本の技術力、品質の高さに脱帽です。

2.そして登場「日販 Fonte」スケルトンでもグリーンを選択

この手の廉価万年筆を選択する場合、やはりなんだかんだ言ってスケルトン(透明)が楽しめると思います。
千円程度で、上質なセルロイドボディは無理でしょうし、であれば、インク色も楽しめる透明がいいです。

なんと、660円、それにコンバーター付きです。
コンバーターがあるということは、インクはどこのメーカーのものの自由に選択できるということ、それが660円ってすごいです。

例えば、これは中華万年筆ですが、1,650円、このFonteの3倍弱です。
もちろん、性能もいいですが、3倍良いと言えるかどうか。

どんなものでも、中国製、アジア製が製造コストを低く抑えることができる利点と思われがちですが、日本製であっても、安価でここまで性能が良いものづくりができることは、素晴らしいことだと思います。

3.そして試し書き。フローも良くヌラヌラ。インクはグリーンを。

早速、インク吸引して試し書きです。
インクは、PILOT iroshizuku  shin-ryoku。
真緑という感じの鮮やかな色です。
グリーンのスケルトンによく合います。

書き味、申し分なし。細字のニブ選択も良かったと思います。
ただ、紙によっては、このshikioriは、少々滲むことがあるので、フローがよいので、細かく書くのは不具合あるかもしれません。

これは、自宅用です。
キャップが「突き刺しタイプ」なので、長く使用しない場合は乾きが心配ではあります。

そして・・・・・。

もう一本、ポチりました・・・・・。

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