今日は一日「ユーミン」三昧〜心のユーミンソングトップ50が凄かった〜
7月18日の午後、NHK-FMのユーミン番組にくぎ付けになりました。
「三昧」と呼ぶに相応しい、視聴者投票のベスト50をフルコーラスで、しかもユーミンとつながりが深い豪華ゲストのトークを交えて、放送するというのだから、もう大変。
当日はゴルフ、夜は飲み会とスケジュールびっしりだったのですが、車中のラジオと、アプリでじっくりと楽しみました。
1.これまでも多くのベストアルバムを出しているユーミン。でも、メジャー曲でない、まさにファンが選ぶベスト50は、まったく読めない展開に。
この7月にデビュー50周年だそうです。ユーミン。
私がユーミンファンになったのは、小6の頃。
「昨晩お会いしましょう」というアルバムを聴いてからです。
それから、アルバムは大抵買うかダビングしてきました。
確か、当時は1年に1枚、クリスマス付近にアルバムを出すのがパターンなので、そのときそのときの情景がアルバムといっしょに思い出になっています。
そういう人、多いのではないでしょうか。
どんな方々が投票したのかわかりませんが、どうも聴いていると、私の年代か、その上の方々が多く1票を入れているような気がしてなりませんでした。
2.そして、あっと言う間に50曲のフルコーラス。「この曲がこの順位なのか?」と、ゲストも口々に驚嘆していました。
①言わせてもらえば、意外な順位のこれらの曲たち
46位「まぶしい草野球」
その昔、お菓子のCM曲として流れていたので、それなりの年齢の方は、ユーミンが知らなくてもサビの部分はわかるだろう、という曲。
ユーミンの曲は、その情景が自然と浮かんでしまう芸術性が特徴ですが、この曲もまさにそれ。
河川敷の野球場で、草野球チームが試合をしている。土手にはサンドイッチを入れたバスケットを持つ女の子が彼氏の野球を見守る・・・
上位にくるのではないかと、思っていました。
26位「ロッジで待つクリスマス」、23位「恋人がサンタクロース」
ご存知の方も多いでしょう。映画「私をスキーに連れてって」は、その楽曲をユーミンの既存曲が占めたことでも話題になりました。
順位はともかく、同じくサントラに入っている「ブリザード」「A HAPPY NEW YEAR」が50位していないという意外性。
7位「晩夏」
これ、しぶすぎます。
ユーミンの曲って、①リズミカル ②バラード ③詩、つぶやき
に勝手に大別していますが、意外と③が上位に入っています。
どちらかというか、車で聴くというより、一人でウォークマンで聞き入っていた世代が投票しているっていう想像がつきます。
そして、この「晩夏」。晩夏というくらいなので、まさにまっさかりから終盤にかけての夏、その切なさと香りのようなものが感じられる名曲ですね。
これ好きな人、こんなに多いのか、と驚嘆です。
https://youtu.be/1YdZ3wB6Jp8
②「どれが一位なんて決めれるはずがない」という一致した意見。1位は「守ってあげたい」が守った。
3.50周年のユーミンが寄せてくれたメッセージに涙
ユーミンが、放送中に、声のメッセージを届けてくれました。
それを聞いていて、思わず、ぐっと来ました。
偉大なアーチスト、天才ながらも、やはり、大切にしているのは、これまでの経験、出会い、など。
それが今の自分を作っている。50年の中で、今の自分がいると言っています。
「ひたむきならば、優しい昨日になる」
「ANNIVERSARY」の一節です。
そして、これからの活動について。