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万年筆を買ってしまいました。(JINHAO  X750 M型中字) 安値更新。2022年の「筆はじめ」

ケースもなにもなし、この状態でした。

「筆始め」どうやら、こういう言葉があるらしいです。
この年、初めて買った万年筆、という意味らしいです(たぶん違います)。

そして、私の筆始めは、この1,680円、中国製万年筆。

1.カラーバリエーションはすごく豊富。でもこの濃いブルーに惹かれました。

レビューもそこそこ悪くはないのです。
これという決めてもないのでしょうが、カートリッジ付いてこの価格というのは、無印万年筆よりもコスパ(性能は別として)がいいということでもあります。

このブルーには、ペリカン4001ブルーブラックを

意外だったのは、キャップがねじ式(正式な言い方はわかりません)ではなく、カチャ式(ねじらないで、刺すタイプ)だってこと。
この手のタイプ、アジア製の万年筆でカチャ式は本当に意外でした。
つーか、私の手持ち万年筆でカチャ式は、LAMYだけです。他はみんなねじ式でした。ペン先の乾燥防止のため万年筆に多いのだと思います。

しかし、よくよく見ると、キャップの銀リングにメーカー名が彫られていたりで、これが千円とは、到底思えない豪華さです。

そして、重量も結構あります。

2.このブルーには、ペリカン4001のブルーブラックを!

というこだわりがあったわけではなく、スーベレーン用のブルーブラックが会社に1瓶、自宅に1瓶あるわけです。
スーベレーンは会社にあるのが通常なので、では自宅用のジンハオには同じくブルーブラックを入れようと決めたのでした。

ペリカン4001 ブルーブラック 最後の1吸い

ところが、悲劇は直後に起きました。
もう残りわずかのボトルからインクを吸い上げるのは至難のわざ。
デスク上のPCに、斜めに立てかけながら、コンバーターとペン先で吸い上げるも、隙間があるのか吸い上がりません。

なので、コンバーターをはずし、吸い上げたいのですが、そうなると長さが足りません。

どうしたものか、と悪戦苦闘しているうちに、ボトルを倒してしまい、デスクがインクだらけに。
まあ、残りわずかでしたから、大したことにはならなかったものの、とんだ筆始めになったわけです。

3.そして自宅のインクを吸入し、試し書き。悔やむ文章で筆始め。

しかし、この書き味たるや、これまた驚きです。
ニブはなにか? M型と商品名にありましたらMなのか。中字とあるから、まあまあ、やはりM系なのか。
書くと、相応に太字なので、Mだったということにしておきましょう。

この万年筆は、他にどのニブがあるか知りませんが、太めのMでよかったと思います。
ペン先は、いいようにならされていて、まるっこくてなめらかに書けます。

それなのに、極端にインクフローが多いわけでもなく、良い書き味です。

手帳用には向いていないでしょうけど、モーニングページ用、構想用としては筆に重量感もあり、面白い万年筆です。

4.書斎用万年筆が4本、すべてアジア製で揃いました(全部中国だ)。

中国製万年筆は、セルロイド柄が面白いと思います。こう見ると、もう1本、オレンジ色系のがあればいいですね。
また、探してみます。

Penbbsが2本、Moon man、JINHAO。

それなりに、個性的な万年筆が揃いました。

インクも、日本製(SAILOR、パイロット)、そしてペリカンと。


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